さて、iPhone SEの時と同様に自作は材料集めから……なのだが、今回は下準備から始めたい。使うのはシリコンである。

シリコン。A剤とB剤を混ぜることによって硬化する

そしてここでiPhone 7のモックが登場。店頭で見本として陳列されるアレだ。どうして本物のiPhone 7は持っていないくせにモックがあるのか。その点については、読者の皆様は優しいので、暖かくスルーしていただけると信じている。

iPhone 7のモック。ジェットブラックではなくシルバー

クッキングペーパーを箱状に折って、中にモックを設置。シリコンのA剤とB剤を泡立てないようよく混ぜてから、ゆっくりと箱に流し込んで一晩待つ。

朝、シリコンが固まったのを確認してから、モックを取り出し、食器用洗剤でシリコン型を洗浄したら下準備が完了だ。なお深夜、シリコンに沈むモックを見ながら、「私はいったい何をしているのだろうか?」と少しだけ我に返ったのは内緒である。

クッキングペーパーを折って作った箱にモックをセット

シリコンを少しずつ流し込んでいく

沈むiPhone 7(モック)。防滴仕様になったとは言えど、本物のiPhone 7は怖くて沈められない

作ったシリコン型の完成度はバッチリ。溶かしたチョコレート入れて固めたら、ギークの彼氏に送るバレンタインデープレゼントによさそうだ。ただし、今回、作るのはジェットブラックである。チョコレートではない。

シリコン型の完成をもって下準備は完了とする