オーディオテクニカは10月13日、BAドライバーを搭載した耳掛けタイプのイヤホン3機種を発表した。発売は11月18日。価格はオープンで、推定市場価格は、BAドライバー4基搭載の「ATH-LS400」が60,000円前後、3基搭載の「ATH-LS300」が40,000円前後、2基搭載の「ATH-LS300」が25,000円前後(いずれも税別)。

LS400

LS400

LS400は、LSシリーズ専用設計のBAドライバーを、高域用×1基、中域用×1基、低域用×2基搭載したイヤホン。計4基のドライバーを駆動する「クアッド・ネットワーク」により、圧倒的なディティールと音場を表現できるという。

高域用ドライバーやチタニウムのハイブリッド導管を耳穴と同一線上に配置することで、高域特性を向上。また、2基の低域用ドライバーは高域用・中域用に対して並行に配置しており、豊かな重低音を実現する。

ケーブルは着脱式で、コネクタはオーディオテクニカ独自のA2DCを採用。そのほかの仕様は、再生周波数帯域が15Hz~20kHz、インピーダンスが20Ω、出力音圧レベルが105dB、最大入力が3mW、重量が約12g。収納ケース、4サイズのイヤーピース(XS/S/M/L)が付属する。

LS300

LS300

LS300は、高域用×1基、中域用×1基、低域用×1基のBAドライバーを搭載。LS300専用の「トリプル・ネットワーク」により、音の定位と臨場感を向上させている。LS400と同様、高域用ドライバーは耳穴と同一線上に配置しているが、ハイブリッド導管は樹脂性のものを使用している。低域用ドライバーは、耳に対して並行に配置しており、奥行きのある重低音を再生する。

ケーブルは着脱式で、コネクタはオーディオテクニカ独自のA2DCを採用。そのほかの仕様は、再生周波数帯域が18Hz~18kHz、インピーダンスが15Ω、出力音圧レベルが106dB、最大入力が3mW、重量が約11g。収納ケースと4サイズのイヤーピース(XS/S/M/L)が付属する。

LS200

LS200

LS200は、スーパー・ツイータードライバー×1基とフルレンジドライバー×1基を搭載したモデル。2基のドライバーを駆動する「デュアル・ネットワーク」により、超高域と全体の音をバランスよく再現する。LS300と同じく、高域と組み合わせるハイブリッド導管には樹脂製のものを使用している。

ケーブルは着脱式で、コネクタはオーディオテクニカ独自のA2DCを採用。そのほかの仕様は、再生周波数帯域が20Hz~16kHz、インピーダンスが47Ω、出力音圧レベルが110dB、最大入力が3mW、重量が約6g。収納ケースと4サイズのイヤーピース(XS/S/M/L)が付属する。