米Googleは10月4日(現地時間)、音声アシスタントに対応するスピーカー端末「Google Home」を発表した。米国で11月4日に発売する。価格は129ドル。日本での発売は未定となっている。

Google Home

Google Homeは、Wi-Fiを内蔵したスピーカーデバイスで、Google Homeアプリをダウンロードしたスマートフォンと接続して使用。Googleアシスタントを利用可能で、音声での質問や命令に対応する。

音楽サービスはSpotify、YouTube Music、Google Play Musicなどをサポート。「OK Google、シーアの曲を再生して」など、端末に話しかけることで再生の操作が行える。

Google Cast機能も利用可能。Chromecast対応の音楽アプリを使うと、スマートフォンからGoogle Homeに音楽をキャストしたり、Chromecastを接続したテレビに映像コンテンツを転送したりできる。

スマートホーム向け端末とも連携し、室温調節器「Nest Thermostat」、スマート照明「Philips Hue」、IoTプラットフォーム「Samsung SmartThings」などの音声操作が行える。このほか、スケジュール管理、交通情報やフライト情報の確認、アラームの設定なども、Google Homeに話しかけることで操作できる。

ベース部分のカラーは6色から選択

ベース部分にはパッシブラジエーター内蔵のハイ エクスカーション スピーカーを搭載。高性能マイクと高度な自然言語処理により、音楽再生中に話しかけても認識できるという。ベース部分のカラーは全6色で、金属製のカーボン、カッパー、スノーと、ファブリック製のマンゴー、マリン、バイオレットをそろえる。サイズは直径9.6×高さ14.3mm。