筆者はステンレスモデルのApple Watchを使用していたが、家族はゴールドカラーが用いられているApple Watch Sportを使用している。

この2つのモデルの重さは大きく異なり、後者の軽さが際立ってきた。毎日使ってワークアウトにも使うなら、アルミニウムモデルの価値は非常に大きいと感じた。

初代Apple Watchと比べて厚みが増したことは、わりとはっきり分かる

今回レビューしたアルミニウムモデルのApple Watch Series 2は、同じ42mmで比較すると、厚さは0.9mm、重さは4.2gそれぞれ数字が増えている。光沢がないアルミニウムのモデルでは、厚みが増したことは、わりとはっきり分かる。

さらに明らかに思えるのは重量増だ。手首に装着するものがこれまでより14%も重たくなると、はっきりとその重さを感じることになる。

重量増の理由はバッテリー容量の増加にあり

この重量増はバッテリー容量の増加によるものだ。Apple Watch Series 2では、GPS搭載やデュアルコア化とグラフィックスチップを追加したS2プロセッサの採用から、より大きなバッテリーの装備が必要となった。

ただ、冒頭で述べたとおり、現状は、ほぼ2日のバッテリーライフを実現するほどになっており、Apple Watch Series 2の活躍の場を拡げる効果が期待できそうだ。