アユートは26日、PlextorブランドのNVMe対応SSD「M8Peシリーズ」のうち、ヒートシンク付きのM.2 SSD「M8PeG-08」を27日に発売すると発表した。容量は128GB/256GB/512GB/1TBをそれぞれ用意し、価格はオープン。

M.2 SSD「M8PeG」シリーズ

「M8Peシリーズ」は、Plextorとして初となるNVMe対応SSDで、PCIe Gen3 x4接続をサポート。Marvell製コントローラや東芝製15nm MLC NANDを採用し、シーケンシャルリード最大2,500MB/s、シーケンシャルライト最大1,400MB/s(いずれも理論値)の高速転送を可能とする。

「M8PeG-08」は、ヒートシンクを備えたM.2 SSDで、高負荷時に発生するストレージの発熱を効果的に冷却し、安定した動作温度を維持することで、パフォーマンスの低下を防ぐほか、長寿命を実現する。

転送速度は、シーケンシャルリードは、128GBモデルが最大1,600MB/s、256GBモデルが最大2,000MB/s、512GBモデルが最大2,300MB/s、1TBモデルが最大2,500MB/s。シーケンシャルライトは、128GBモデルが最大500MB/s、256GBモデルが最大900MB/s、512GBモデルが最大1,300MB/s、1TBモデルが最大1,400MB/s。

ランダムリードは、128GBモデルが最大120,000IOPS、256GBモデルが最大210,000IOPS、512GBモデルが最大260,000IOPS、1TBモデルが最大280,000IOPS。ランダムライトは、128GBモデルが最大130,000IOPS、256GBモデルが最大230,000IOPS、512GBモデルが最大250,000IOPS、1TBモデルが最大240,000IOPS。

本体サイズは、W80×D22.85×H4.79mm、重量は約13g。なお、ヒートシンクなしのM.2 SSD「M8PeG-06」とハーフハイトのPCI Expressカード「M8PeY」については、リンクスインターナショナルより、9月発売とアナウンスされている。

ハーフハイトのPCI Expressカード「M8PeY」