自慢したくなるスマホに

続いて、モトローラ プロダクトマネジメントディレクターのアリソン・イー氏が登壇、製品の詳細について説明した。「偉大なる製品と、ただ単にgoodな製品との差は、デザインにある。見かけ、手にもった時の感触、その製品を友人や家族に自慢できるかどうか。新しいMoto G4 Plusはより薄く、より洗練されている」とアリソン氏。"らしさ"を失わない流線型デザインながら7.87mmの薄型化に成功、カメラ周りもエレガントになり機能性も高くなった、とまずはMoto G4 Plusの外観の良さをアピールしていった。

モトローラ プロダクトマネジメントディレクターのアリソン・イー氏(左)。7.87mmの薄型化に成功(中)、カメラ周りもエレガントになった(右)

プロセッサに関しては、従来機種のクアッドコアからオクタコアに性能がアップ。ボディはナノコーティングによる防水対応が施されており、またディスプレイにはコーニング ゴリラガラス3を採用。アリソン氏は「傷への耐久性が上がることで、信頼性も向上した」と説明した。このほか、バッテリーサイズは20%増量され3,000mAhに。急速充電にも対応している。アリソン氏の説明によれば、平均的な使い方ならわずか15分の充電で6時間も使えるという。

バッテリーは3,000mAhで急速充電にも対応(左)。指紋認証センサーも搭載している(右)

充実の機能

Moto G4 Plusには指紋認証センサーも搭載した。「人は1日に平均で85回も画面ロックを解除している。指紋認証センサーにより、セキュアに迅速に利用を開始できる」とアリソン氏。

前面カメラは5メガピクセルで、視野角は84度に拡大。自撮りをしても、家族や友だちが全員入る。また背面カメラは16メガピクセルで、レーザーオートフォーカス、位相差検知オートフォーカスを搭載。これにより昼夜問わずに鮮明な画像を撮影できるという。アリソン氏は「画像品質の規格DxOマークにおいて84点を獲得した。これはiPhone 6s Plusより高いベンチマーク」と胸を張った。このほかプロフェッショナルモード、自動HDR合成など多彩なカメラモードに対応している。

背面カメラは16メガピクセルで、レーザーオートフォーカス、位相差検知オートフォーカスを搭載。これにより昼夜問わずに鮮明な画像を撮影できる

ユニークなところでは、持ち上げると着信音が停止する、フリップするとサイレントモードに移行する、といった便利な機能も搭載。アリソン氏は「例えば会議中に電話が鳴った場合、持ち上げるだけで鳴り止み、バイブレーションモードに切り替わる。逆さに裏返せば通知音が消音され、呼出音もサイレントになる」と利便性を強調した。なおデュアルSIM、デュアルスタンバイにも対応する。また、発売時にはAndroid Mでローンチするが、いずれAndroid Nにアップグレードする予定。

持ち上げると着信音が停止する、フリップするとサイレントモードに移行する、などの便利な機能も搭載

市場想定販売価格は、16GBモデルが32,800円、32GBモデルが35,800円(いずれも税抜)となっている。BIGLOBE、DMM.comなどのMVNO事業者のほか、楽天ブックス、Amazonでも取り扱う。また、家電量販店でも販売を予定している。

16GBモデルが32,800円、32GBモデルが35,800円。BIGLOBE、DMM.comなどのMVNO事業者のほか、楽天ブックス、Amazon、家電量販店でも取り扱う予定