バッテリ駆動時間は実測で9時間を大きく超える
バッテリは4セル仕様で、公称バッテリ駆動時間は約9時間とされているが、BBenchを利用して実測してみた。計測は、無線LAN常時オン、液晶輝度50%、電源プラン「バランス」で、10秒ごとにキー入力、1分ごとにWeb巡回を行う条件で行った。
結果は9時間46分であり、公称を上回る優秀な結果となった。これだけ持てば、外出中に利用することが多いユーザーでも安心できる。また、ACアダプタは、ACコンセント側のケーブルを着脱できる仕様だ。アダプタ自体は比較的コンパクトで軽いのだが、ACケーブルがやや太くて重いため、合計重量が実測で370gと重くなっているのが残念だ。
Core i7と超高速SSDによってパフォーマンスも高い
参考のために、いくつかベンチマークテストを行ってみた。総合的なパフォーマンスを計測する「PCMark 8」の結果は、Home conventionalが「2805」、Home acceleratedが「3609」、Creative conventionalが「2718」、Creative acceleratedが「4241」、Work conventionalが「3118」、Work acceleratedが「4494」となった。Core m搭載の2in1 PCなどに比べると、1.5倍ほど高いスコアである。
ストレージ性能を計測する「CrystalDiskMark 5.1.2」の結果は以下の通りだ。シーケンシャルリード(Q32T1)は1648MB/秒、シーケンシャルライト(Q32T1)は582.2MB/秒だった。シーケンシャルリードは、SATA 3.0の帯域を大きく超える速度である。PCI Express接続でNVMe対応の威力がよくわかる。
「ドラゴンクエストXベンチマークソフト Ver.1.4K」を1,280×720ドット・最高品質で計測したところ、スコアは5870で「快適」という評価。1,920×1,080ドット・最高品質では、スコアは3216で「普通」という評価になった。1,920×1,080ドットでも、設定を下げれば十分に遊べるだろう。