薄型ノートPCとしてはトップクラスのキーボード

キーボードは6列のアイソレーションタイプで、配列も標準的だ。キーピッチは約19mmで、キーストロークも約1.3mmと十分。キータッチもしっかりしており、剛性感が高い。キーボードにはバックライトも搭載され、暗い場所でも快適にタイピング可能だ。キーボードの使いやすさは、薄型モバイルノートPCの中でもトップクラスといってよいだろう。

ポインティングデバイスとしては、イメージパッドと呼ばれるパッド型デバイスが搭載されている。最近の薄型ノートPCではお馴染みの、パッドとクリックボタンが一体化したタイプだが、ジェスチャー操作にも対応しており、操作性は良好だ。

最上段のキーは少し小さいが、主要キーのキーピッチは約19mmと余裕があり、キータッチも良好だ

USB 3.1 Type-C×3基を搭載

インタフェースも先進的だ。薄さを重視したためか、通常サイズのUSBポートやHDMI出力などは備えていないが、代わりにUSB 3.1 Type-Cを3基、背面に搭載している。USB 3.1 Type-Cは、上下の区別がないリバーシブル仕様になっているため、プラグの向きを気にせず差し込めることが利点だ。

3つあるUSB 3.1 Type-Cのうち中央よりの2つは、Thundebolt 3との兼用ポートになっている。最近はUSB 3.1 Type-C対応デバイスも徐々に増えてきているが、従来のUSB機器を接続するための「USB Type-C to USB A変換アダプタ」が付属していることも高評価だ。

背面にUSB 3.1 Type-Cを3基とマイク/ヘッドホン端子を装備。右側の2つのUSB 3.1 Type-Cは、Thunderbolt 3対応。すべてのUSB 3.1 Type-CポートはPC本体への給電ポートとしても利用される

こちらはマイク/ヘッドホン端子

USB Type-C to USB A変換アダプタが付属

ワイヤレス機能としては、IEEE 802.11a/b/g/n/ac対応無線LANと、Bluetooth 4.2を備える。ワンタッチで無線機能のオンオフが可能な機内モードボタンが用意されているのも便利だ。

サウンドにもこだわっており、キーボードの左右にBang & Olufesenと共同開発したステレオスピーカーを搭載。高音質なサウンドを聴かせてくれる。また、マイクもデュアルマイク搭載で、Skype通話などに最適なノイズリダクション機能もサポートする。