充実した「music.jp」との提携
発表会の終盤には、「music.jp」とのタイアップについて紹介。タイアップの特典は3点で、ひとつ目はmusic.jpのポイント1,944円分のプレゼント、2点目が「400コースfor FREETEL」加入したユーザーなら音楽やコミック、映像などが2カ月間無料に、3点目がmusic.jpの映画コンテンツが毎月5本無料になるという内容だ。
「music.jp」を運営するエムティーアイ取締役副社長の泉博史氏も登壇し、FREETELと組む理由として「昨今、MVNOの契約者数が非常に急増している点について非常に関心を持っていた。そうしたなかでFREETELの回線と端末、それから当社のコンテンツの3つがそろうことで、すばらしいサービスが展開できると思う」と話し、また、顧客志向という点でFREETELとmusic.jpのベクトルが一致すると説明した。
増田社長は「スマートフォンはただ安く使えればいいのではなく、生活を便利にする、生活を楽しくするツール。そのなかでウチはハード・SIMというものをご提供させていただいた。で、重要なのがコンテンツ。そこを見た時に、music.jpさんのコンテンツは非常に魅力的だった」と話した。
今後はフィンテックにも注力か
事業戦略から新製品、新プラン・キャンペーン、タイアップと盛りだくさんの内容だった今回の発表会。囲み取材でコンテンツの次に来るサービスについて、増田社長は「フィンテック」と答え、フィンテックを含むITサービスを使うためにはハードとSIMとアプリケーションが必要だと指摘した上で、「ウチはでハードとSIMを1社で出している会社ですので、当然ずっと狙っているところ」と、今後の展望について明かしていた。