いろんなレンジと状況で撮影してみる

FE 85mm F1.4 GMは、中央部だけ解像するといったことはなく、レンズ端まで描写がしっかりしている。フォーカス速度はあまり速くないが、ポートレート撮影のリズムを崩すような遅さではないため、慣れてしまえば気にならない人が多いハズだ。ロックオンAFや瞳AFの挙動も問題なく、ポートレート用レンズとして実力と使い勝手のよさを兼ね備えている。

Gレンズの正当進化系なんだなぁ、と思える描写が引き出せるとより楽しくなる。マニュアル F2 1/80秒 ISO100 AWB スタンダード スピードライト+アンブレラ (トランスルーセント)

暗所の階調取得も良好なので、雰囲気を出しやすい。絞り優先 F1.7 1/250秒 -0.7EV ISO200 AWB スタンダード スピードライト

強めに光を当てて飛ばした場合。マニュアル F1.4 1/100秒 ISO125 AWB スタンダード スピードライト+アンブレラ (トランスルーセント)

通路での撮影はボケ味を楽しめるので、ここから3枚は同一撮影場所でパターンを変更してみた。絞り優先 F1.7 1/60秒 +1.0EV ISO200 7000K スタンダード スピードライト

これくらいのレンジのほうが、シャープな描写を活かしやすい印象。人物が良く浮く。絞り優先 F1.7 1/60秒 +1.0EV ISO100 7000K スタンダード スピードライト

通路を斜めから撮ってみると、勝手に雰囲気が出るので楽だ (笑)。絞り優先 F1.7 1/200秒 -0.3EV ISO1600 5000K スタンダード

屋外での場合。背景で遊びたくなる人が多いのではないだろうか。絞り優先 F2 1/1000秒 +0.7EV ISO400 AWB スタンダード

屋外での場合その2。絞り優先 F2 1/4000秒 ISO400 AWB スタンダード