4K×ハイレゾのDX850

DX850は合計出力100Wを実現

同社のテレビで初めてハイレゾに対応

また、日本の住環境や視聴ニーズに合致した商品として、VIERA史上最高音質をうたうDX850を投入。ハイレゾ対応ツイーター、ミッドレンジスピーカー、ウーファーの3ウェイ構成スピーカーシステムによって、合計最大出力は同社のテレビ史上最大となる100Wを実現した。

DX850(55型)は、2008年発売のPZ800(50型)から約7cmしか大きさが変わらない

スピーカーユニットはミッドレンジ×4、ツイーター×2、ウーファー×2。パッシブラジエーター×4も搭載

スピーカーは、映像とサウンドがシンクロするように、画面両サイドに設置。ミッドレンジスピーカーでツイーターを上下にはさみ、前向きに配置した独自の「仮想同軸配置」構造により、テレビ画面中央から音が聴こえてくるような臨場感あふれる音を実現したという。ウーファーボックスには音響レゾネーターを搭載しており、低音を反射させて音を画面前へと導く。

パナソニックのテレビとして初めてハイレゾ再生に対応。テクニクスの高音質化技術を活用することで、放送番組、録画番組、ネット動画などの音声をハイレゾ相当にアップコンバートすることもできる。

配信サイトから「DIGA」にダウンロードした音源や、USBメモリーやSDカード、PCに保存した音源も再生可能。さらに、テクニクスのHi-Fiオーディオで採用しているフルデジタルアンプ「JENO Engine」を搭載し、デジタルソースジッターを削減する。発表会では「4Kテレビは画質に対する満足度が高いが、音質への評価はあまり高くない。テレビが4K化・大画面化していくなかで、音に対する新たなニーズが生まれている」と語られた。

4K×インテリアのDX770

パナソニックの調査によると、テレビを買い替える際にテレビ台を新しく購入しない人が約半数を占めているという。4パターンの設置スタイルが選べるDX770は、様々な大きさのテレビ台に対応。スタンドスタイルを変えることで画面下にシアターサウンドシステムやシアターバーを設置できるようになっている。スタンドにはシルバーメタルフレームを採用しており、様々なインテリア空間に溶け込む美しいデザインを実現。4Kテレビにはインテリアに調和するデザイン性も求められているというニーズを反映したかたちだ。

DX770は設置スタイルを4パターン用意

4K VIERAのスペックまとめ