仮想デスクトップの強化

シングルディスプレイ環境では何気に便利な仮想デスクトップだが、ビルド14316で試したところ、コンテキストメニューに<このウィンドウをすべてのデスクトップに表示する><このアプリのウィンドウをすべてのデスクトップに表示する>という項目が新たに加わっている。

特定のウィンドウやアプリケーションをすべての仮想デスクトップに表示させることが可能になった

前者は仮想デスクトップを切り替えても必ず表示されるため、例えばエクスプローラーのウィンドウをピン留めすることで、一方の仮想デスクトップではファイル整理、一方ではフォトレタッチが可能だ。

アップデートの進捗状況を更新

アップデート時の進捗状況が変化したのも、ビルド14316が供える特徴の1つ。Aul氏はWindows UpdateのUXを持ち込んだと説明している。

ビルド14316へアップデート時の進捗状況を示すメッセージ。デザインを変更している

バッテリー機能の更新

以前のWindows 10は、バッテリー節約機能に関する設定を、<システム/バッテリー節約機能>の<バッテリー節約機能の設定>を参照させていたが、ビルド14316は構成を見直して簡素化にしている。そのため名称も<Battery(バッテリー)>に変更された。また、アプリケーションごとの設定もインライン管理で行える。

<Battery>から直接バッテリー節約機能の設定が可能になった(公式ブログより抜粋)

アプリケーションごとのバックグラウンド動作設定も容易になった