エレコムは4月5日、Androidスマートフォンでハイレゾ音源の再生を可能にするオーディオアダプタを発表した。ゴールドとシルバーの2色に、ハイレゾ対応イヤホンの有無で2モデルを用意。発売は4月中旬。希望小売価格は、アダプタ単体の「EHP-AHR192」が20,801円、イヤホン付きの「EHP-CHR192」が31,903円(ともに税込)。

ゴールド

シルバー

EHP-AHR192は、Androidスマートフォンでハイレゾ音源を再生するためのヘッドホンアダプタ。ハイレゾ再生アプリやハイレゾ対応イヤホンと組み合わせて使用する。DACチップに旭化成エレクトロニクスの「AK4430ET」を採用し、PCM 192KHz/24bitの音源再生に対応。ヘッドホンアンプも内蔵している。ハウジングはアルミブロックから切削加工しており、デジタルノイズの影響を抑制する。

接続イメージ

電源はUSBバスパワー。再生周波数帯域は5Hz~96kHz、S/N比は96dB以上、ダイナミックレンジは97dB以上、最大出力は45mW×2。ケーブル長は約60cm、本体サイズはW36×D11.4×H45mm、重量は約40g。洋服などに付けるためのクリップを装備している。

使用例

クリップを装備

ハイレゾ対応ステレオヘッドホンは、エレコム製「EHP-CH2000」シリーズのケーブル長を60cmに変更したもの。主な仕様は、再生周波数帯域が5Hz~40kHz、インピーダンスが16Ω、感度が100dB、最大入力が100mW。

付属イヤホン