赤飯などのもち米調理も約40%時短

赤飯コースでは加熱時間やスチーム温度を最適化することで、調理時間を短縮。食感もより蒸した赤飯に近くなった

普通のごはんが美味しいのはもちろん、Wおどり炊きシリーズは、玄米や特定の銘柄専用の炊飯メニューなど、専用コースも充実している。SR-SPX6では、とくにもち米を使用したおこわなどが炊ける「赤飯」コースが強化された。

一般的に、もち米料理は一晩浸水させて、水を切る「ざる上げ」作業を必要とした。従来機種のSR-SPX5は「一晩浸水」が不要で、米を洗って30分のざる上げ後に赤飯コースでもち米調理が可能。新モデルのSR-SPX6は「ざる上げ」も不要で、洗ったもち米をすぐに炊くことができる。

さらに、加熱パワーとスチーム温度を上げることで、炊飯時間も短縮。従来製品のSR-SPX5では、ざる上げも含めて80分かかっていた赤飯調理が、SR-SPX6では46分と、約40%も短縮できる。調理時間は時短されているが、赤飯の弾力などは従来のSR-SPX5で炊いたものよりアップ。より蒸し器で調理した赤飯に近い食感になったという。

会場では、赤飯の試食もできた。左が従来機種SR-SPX5、右が新モデルSR-SPX6で調理した赤飯。SR-SPX6の赤飯は、モチモチとした弾力がより強く感じられた

普段の白米はもちろん、ハレの日の赤飯やおこわなども手軽で美味しく調理できる

会場にはパナソニックの歴代の炊飯器がズラリ。1988年発売の業界初のIH炊飯ジャーSR-IHシリーズも展示されていた