マネーツリーは、経費精算サービス「Staple(ステイプル)」を提供するクラウドキャストと、クラウド型請求管理ソフト「MakeLeaps(メイクリープス)」を提供するメイクリープスという2社との提携を発表した。両社ともに、マネーツリーの金融インフラサービス「MT LINK」を導入することが明らかになっている。

Staple、MakeLeapsとの連携イメージ

今回は、フィンテック系の有力なスタートアップ企業として世間から注目を集めている2社と連携する運びとなった。両社ともに、サービスの顧客満足度の向上のために、汎用性の高いMT LINKを導入したとのことだ。

MT LINKは、国内2,400社以上の金融機関(銀行、クレジットカード、電子マネー、ポイント)から、明細データを自動的に取得できるクラウドサービス。いつどこで、お金がどう動いているか、既存のシステムと連携し、活用できるのが特徴だ。

MT LINKは、先日、みずほ銀行への提供を発表し、今回新たに加わった2社を含め、公式に9社のパートナーシップ契約を締結している。マネーツリーは、自社だけでサービスを完結させず、MT LINKのプラットフォームを業種、規模を問わずに、大企業、中小企業、スタートアップといった様々な規模の会社に提供していきたいと、今後の展開も表明している。

また、iOSアプリ版「Moneytree 一生通帳、家計簿より楽チン」のみで対応していた法人口座の管理が、Webブラウザ版でも可能になりますとなった。これまで、限定されたWindowsマシンだけしかアクセスできなかった法人口座が、Macはもちろん、どんな環境のマシンでも確認できるようになる。いつでもユニバーサルでアクセスできるようになった法人口座機能は業界初の対応になるとのことだ。