マウスコンピューターは21日、同社の代表的ブランド「マウスコンピューター」の名称を「mouse」に変更すると発表した。これに合わせてロゴも刷新。従来よりも幅広い人々に対する製品の提供を目指して、ブランドイメージの向上を図る。なお、変更となるのはブランド名で社名は「マウスコンピューター」から変更はないという。

新ロゴ(横バージョン)

新ロゴ(縦バージョン)

同社は1993年にPC事業を立ち上げ、長年にわたりBTO PCを中心としたビジネスを展開してきた。しかし、これまでよりも幅広い人々に製品を提供するには、「BTO PCは一部の人のものである」というイメージを変える必要があると判断し、ブランド名やロゴの変更を決めたとしている。

旧ロゴ

新ブランド名「mouse」はもともと同社の愛称として使われていたものだが、変更によってより親しみやすく、覚えてもらいやすい存在を目指す。一方、新ロゴは「mouse」の上にチーズをモチーフとした三角形を配置し、上昇への願いがこめられているという。

また、コーポレートメッセージも「期待を超えるコンピューター。」に変更。新ブランドや新ロゴと合わせて、企業理念を社内外に広く発信する。

国産ならではの信頼感を表す「飯山 TRUST」

「飯山 TRUST」ロゴ。日の丸をモチーフに「山から昇る太陽のように、日本のものづくりを照らし牽引していきたい」という想いを込めたという

マウスコンピューターは、長野県飯山市に拠点を構え、一部特殊な製品を除いた同社製品の開発から製造までを一貫して行っている。国内生産ならではの安心感や信頼感を「飯山 TRUST」という言葉で表現し、訴求につなげる。今後飯山工場および関連工場で生産されたモデルに関して、店頭のPOPや製品パッケージに「飯山 TRUST」のロゴを用いてアピールする。