続いては「Diginnos DG-M01IW」のベンチマーク結果について。まずはじめにWindowsシステム評価ツールの結果(Windowsエクスペリエンスインデックス)を試してみたところ、以下の表のような結果となった。Cherry Trail搭載機よりCPUの値は若干劣るが、一般的なミドルクラス水準のタブレットと並ぶ性能だ。なお、「ゲーム用グラフィックス」のスコアが「9.9」となっているが、これはエラーが原因で正常値ではないと見ていいだろう。
| ■Windowsエクスペリエンスインデックス(WinSAT.exe)の結果 | |
| CpuScore(プロセッサ) | 6.1 |
|---|---|
| MemoryScore(メモリ) | 5.5 |
| GraphicsScore(グラフィックス) | 3.9 |
| GamingScore(ゲーム用グラフィックス) | 不明 |
| DiskScore(プライマリハードディスク) | 6.75 |
CPU性能を計測する「CINEBENCH」では、「CPU」のスコアが「0.79pts」という結果だ。一般的なPCとしては性能が低いが、Atom Z3735Fを搭載していることを考えれば妥当なスコアだ。
「CrystalDiskMark」でストレージのアクセス速度を計測したところ、シーケンシャルリード(Seq Q32T1)で142.9MB/秒という結果が出ている。HDD搭載機と比べると快適な動作が見込めるスコアだ。
グラフィックス性能の評価では、ゲーム系ベンチマークの結果をお伝えしておこう。「ドラゴンクエストXベンチマークソフト」と「ファイナルファンタジーXIV: 蒼天のイシュガルド ベンチマーク」では、解像度1,280×720ドットの標準品質でどちらも「動作困難」という結果となった。やはりAtom Z3735F内蔵のIntel HD Graphicsで3Dゲームをプレイするのは厳しそうだ。ただし前述のWindows 10版マインクラフトの例にもあるように、軽めのゲームであれば問題なくプレイできる。
カタログ上では「Diginnos DG-M01IW」のバッテリ駆動時間は約13時間(JEITA2.0)とされている。そこで実際のバッテリ駆動時間を検証するために以下の条件でテストを行なったところ、開始から8時間3分でバッテリ残量が5%に達した。実際の結果はカタログ値よりも短くなったが、これだけもてば十分な性能だと言えるだろう。
| ■バッテリ駆動時間のテスト条件 | |
|---|---|
| ・Windows 10の電力プランを「バランス」 ・無線LANとBluetoothはオン ・ボリュームは50%に変更 ・「BBench」で10秒ごとのキー入力と、60秒ごとのWebアクセスを有効化 |
|
まとめ - 内蔵バッテリをいかに活用するか?
ベンチマーク結果からもおわかりのとおり、「Diginnos DG-M01IW」の性能はスティック型PCとほぼ同レベルだ。しかしバッテリを内蔵していることから、スティック型PCとは違う活用が可能となるだろう。たとえば自分の部屋で観ていた動画を一時中断して、本機をそのまま持ち運んでリビングのテレビで続きを観るといった使い方だ。もちろんゲームやネットなどでも、同様の使い方ができる。いままでにないユニークな活用が可能なPCと言えるだろう。
| 製品名 | Diginnos DG-M01IW |
|---|---|
| CPU | Intel Atom Z3735F(1.33GHz) |
| メモリ | 2GB |
| ストレージ | 32GB eMMC |
| 光学ドライブ | - |
| グラフィックス | Intel HD Graphics(CPU内蔵) |
| ディスプレイ | - |
| ネットワーク | IEEE802.11b/g/n準拠の無線LAN、Bluetooth 4.0 |
| インタフェース | USB 2.0×2、MiniHDMI×1、ヘッドフォン端子×1 |
| メモリースロット | microSDカードスロット×1 |
| カメラ機能 | - |
| サイズ/重量 | W116×D152×H15mm/約350g |
| OS | Windows 10 Home 32bit |
| 直販価格(税別) | 19,800円 |




