オーディオテクニカは10月8日、ダイナミック型イヤホン「ATH-CKS990」「ATH-CKS770」「ATH-CKS550」を発表した。発売は10月23日。価格はオープンで、推定市場価格は、ATH-CKS990が13,000円前後、ATH-CKS770が7,000円前後、ATH-CKS550が4,000円前後(すべて税別)。

ATH-CKS990、ATH-CKS770、ATH-CKS550は、いずれも向かい合う2枚のマグネットでドライバー駆動を向上させる「DUAL MAGNETIC FIELD DRIVER」を採用。また、無垢アルミニウムを切削加工したエンクロージャーが共振を抑え、音の歪みを低減している。

ATH-CKS990

ATH-CKS990

ATH-CKS990は、13mm径のドライバーを採用したイヤホン。振動板には「ダイヤモンドライクカーボンコーディング」を施している。ドライバーにベント(空気孔)を2カ所配置することで、きょう体内部の空気を緻密にコントロールする。ケーブルは長さ1.2mで、A2DCコネクタと左右を独立させたスタッカード撚り線を採用している。

主な仕様は、再生周波数帯域が5~28,000Hz、インピーダンスが17Ω、出力音圧レベルが109dB/mW、最大入力が100mW、プラグが3.5mmステレオミニ、ケーブル長が1.2m、重量が約10g。

ATH-CKS770

ATH-CKS770

ATH-CKS770は、ATH-CKS990と同じく13mm径ドライバーを採用。マルチトランジション振動板により、重低音再生を強化する。ドライバーにはベント(空気孔)を1カ所配置し、低音出力効率を高めている。

主な仕様は、再生周波数帯域が5~26,000Hz、インピーダンスが17Ω、出力音圧レベルが109dB/mW、最大入力が100mW、プラグが3.5mmステレオミニ、ケーブル長が1.2m、重量が約10g。

ATH-CKS550

ATH-CKS550

ATH-CKS550のドライバー径は9.8mmで、マルチトランジション振動板を採用。ドライバーにはベント(空気孔)を1カ所配置している。

主な仕様は、再生周波数帯域が5~24,000Hz、インピーダンスが16Ω、出力音圧レベルが105dB/mW、最大入力が100mW、プラグが3.5mmステレオミニ、ケーブル長が1.2m、重量が約7.5g。

ATH-CKS550i

ATH-CKS550iS

また、ATH-CKS550にiOS端末用のマイク付きリモコンを搭載した「ATH-CKS550i」と、スマートフォン用のマイク付きリモコンを搭載した「ATH-CKS550iS」も発売する。両製品の主な仕様はATH-CKS550と共通。ATH-CKS550iとATH-CKS550iSの推定市場価格は、いずれも5,000円前後。