ダイソンは10月6日、キャニスター型掃除機「Dyson Ball Fluffy(ダイソン ボール フラフィ)」シリーズ(以下、Dyson Ball Fluffy)を発表した。発売は10月23日。価格はオープンで、推定市場価格は付属品によって異なり、Dyson Ball Fluffyが84,800円前後、Dyson Ball Fluffy+が94,800円前後(いずれも税別)。

Dyson Ball Fluffy(左)とDyson Ball Fluffy+(右)。付属品が異なる

Dyson Ball Fluffyは、やわらかいナイロン素材とカーボンファイバーブラシを使用したヘッド「ソフトローラークリーナーヘッド」を採用するキャニスター型掃除機。ナイロン素材で大きなゴミをヘッド内部へ取り込み、カーボンファイバーブラシで微細なゴミを除去する。このため、大きなゴミも微細なゴミも同時に吸い取れるという。

ソフトローラークリーナーヘッド。ブラシは取り外して水洗い可能だ。ブラシの内側にモーターを装備する構造のおかげで、髪の毛などがブラシに絡みつきにくい

発表会では、大小さまざまなゴミをまいて吸い取るデモが行われた。Dyson Ball Fluffyが通った箇所はキレイに。フィルターが目詰まりしそうな細かさのゴミだったが、最後まで吸引力を保ちながらゴミを取り切った

毎分最大101,000回転する「ダイソン デジタルモーター V4」によって、パワフルな吸引力を実現。24個のサイクロンが同時に機能する「2 Tier Radial」サイクロンで強力な遠心力を生み出し、取り込んだゴミを空気から分離してダストボックスへ集める。0.3μmの微細な粒子を99.97%以上キャッチできる構造になっており、HEPA基準を満たす排気を実現した。

サイズはW379×D203×H253mm、重量は2.72kg。Dyson Ball Fluffyにはコンビネーションノズルのみ、Dyson Ball Fluffy+にはリーチアンダーツール、カーボンファイバーソフトブラシ、タングルフリータービンツール、フトンツールが付属する。カラーはDyson Ball Fluffyがブルー、Dyson Ball Fluffy+がレッド。

これまで多様な掃除機を手がけてきたこともあって、ダイソンの日本における掃除機シェアは台数および金額いずれも伸長

発表会にはダイソン シニア デザインエンジニアのマーティン ピーク氏が登場。Dyson Ball Fluffyによって、掃除にまつわるフラストレーションを一つ解決できる、とした