アップルは9月28日、スマートフォンの新製品「iPhone 6s」と「iPhone 6s Plus」の販売台数が販売開始から3日間で1,300万台を超えたと発表した。昨年にiPhone 6とiPhone 6 Plusが記録した1,000万台超を上回り、iPhone発売時の販売台数としては過去最高。iPhone 6sシリーズは、米国、日本、中国など12市場で販売されており、昨年は最初の発売国・地域に含まれなかった中国で今年は発売されたのが大きな伸びにつながった。

iPhone 6sシリーズは外観デザインに変更はないものの、高速なA9プロセッサ、感圧ディスプレイを用いた3D Touchインターフェイス、12メガピクセルiSightカメラを搭載するなど中身が大幅に強化された。同シリーズの販売台数について、米AppleのTim Cook最高経営責任者(CEO)は、「お客様からの反響も素晴らしく、新機能の3D TouchとLive Photosは皆さまから好評を得ています」と述べている。

今後の販売計画は、10月9日から欧州を中心に40の国・地域で販売開始、10月10日にバーレーン、ヨルダン、クウェート、カタール、サウジアラビア、アラブ首長国連邦を加え、10月16日にはインド、マレーシア、トルコでも発売する。今年末までに世界130カ国以上に拡大する予定だ。