Amazon.co.jpは18日、同社製タブレット「Fire HD」シリーズの新モデルとして、8型ディスプレイ搭載の「Fire HD 8」と10.1型ディスプレイ搭載の「Fire HD 10」を発表した。同日より予約販売を開始し、30日に出荷する。販売価格は「Fire HD 8」が税込み19,980円から、「Fire HD 10」が税込み29,980円から。

Fire HD 8

Fire HD 10

厚さ7.7mmの薄型タブレット。ディスプレイにゴリラガラスを採用するほか、衝撃に強い設計により耐久製を高めたという。プロセッサに最大1.5GHz駆動の4コアSoCを搭載する。また、ストレージ容量は「Fire HD 8」が8GBもしくは16GB、「Fire HD 10」が16GBもしくは32GBを用意する。「Fire HD 8」の16GGBモデルは税込み21,980円、「Fire HD 10」の32GBモデルは税込み32,980円。

OSには最新のFire OS 5(Bellin)を搭載。Amazonが提供する動画や音楽、電子書籍、ゲームといったコンテンツを利用できるほか、日本国内では9月下旬の提供を予定する動画サービス「プライム・ビデオ」にも対応する。

このほか、電子書籍に含まれる"人物"や"キーワード"といったトピックを分析し、関連する情報を表示する「X-Ray」や、ユーザーの好みを学習し、次に見ようとする動画を予測してストリーミングの準備をする「ASAP」、英書向けの速読機能「Word Runner」といった機能を備える。

画面サイズとストレージ容量以外の仕様は共通で、画面解像度は1,280×800ドット、通信機能はIEEE802.11a/b/g/n/ac対応無線LAN、Bluetooth。カメラは前面がHD対応、背面が500万画素。インタフェースはmicroUSB 2.0、マイク、Dolby Atmos対応デュアルスピーカーなど。バッテリ駆動時間は最大8時間。

本体サイズと重量は「Fire HD 8」がW214×D128×H7.7mm/311g。「Fire HD 10」がW262×D159×H7.7mm/432g。本体カラーは「Fire HD 8」がオレンジ、ブラック、ブルー、ピンクパープルの4色、「Fire HD 10」がブラックとホワイトの2色。