続いて、Google Playミュージックパートナーシップマネージャーの鬼頭武也氏が登壇。

同氏は「Google Play Musicは、お客様に最適な音楽をお届けするための『Radio』、シチュエーションやムードにあわせて最適なプレイリストを提案するコンシェルジェのような『Playlist』、一人一人のお客様に合わせて独自のアルゴリズムで好みの音楽をお届けする『Recommendation』、Google Play Musicが提供する楽曲と手持ちの楽曲をシームレスに楽しめる『Your music+ours』の4つの機能が軸になっている」と説明し、実際にスマートフォン用アプリを操作しながらデモンストレーションを行った。

Google Playミュージックパートナーシップマネージャーの鬼頭武也氏

Google Play Musicの軸になっている4つの機能

アプリはシンプルでわかりやすいUIになっており、基本画面となる「今すぐ聴こう(Listen Now)」画面では最上段にGoogleのエキスパートが厳選したプレイリストが表示される。またその下にユーザーが最近再生した曲や追加した曲が表示され、さらにその下にユーザーの嗜好に合わせた曲を表示してくれるなど、気軽に新しい音楽と出会えるように設計されている。

検索機能も強力で、検索フィールドに名前を正確に入力しなくても該当するアーティストを探し出してくれる。たとえば「じゅでぃまり」で日本のバンド「JUDY AND MARY」を、「げすきわ」で「ゲスの極み乙女。」をヒットさせることが可能だ。

スマートフォン用アプリのUI

強力な検索機能を備えており、たとえば「げすきわ」で「ゲスの極み乙女。」をヒットさせることができる

Webブラウザ版でも試してみたところ、「じゅでぃまり」の検索ワードで、JUDY AND MARYがヒットした

ちなみに、楽曲の再生中にメニューから「ラジオを起動」を選ぶと、その曲を基にしたプレイリストが自動的に生成され、雰囲気の似た曲を簡単に見つけ出して再生することができる。その際、ユーザーの好みも反映されるため、同じ楽曲を基点にしていてもユーザーごとにプレイリストの内容は異なってくるそうだ。このほか、人気の楽曲を一覧できる「トップチャート」や、旬の楽曲を表示する「おすすめの新作」など、能動的に音楽を探し出せる機能も備えている。

楽曲を再生中にメニューから「ラジオを起動」を選ぶと、その曲を基にユーザーの好みを加味してプレイリストが自動的に生成される

人気の楽曲を一覧できる「トップチャート」などももちろん用意されている