Googleは3日、国内外の音楽レーベルが提供する3,500万曲以上の楽曲にアクセスできる月額制サービス「Google Play Music」を、日本でも提供開始した。月額料金は980円で、登録後最初の30日間は無料。2015年10月18日までに申し込むと、月額料金が780円になる特別プランも提供する。

Google Play Music(Webブラウザ版)

「Google Play Music」は、邦楽や洋楽など3,500万以上の楽曲を月額980円でストリーミング再生できるサービス。単に好きな曲を見つけて聴くだけでなく、Google Playのエキスパードが楽曲やプレイリストをレコメンドする機能を用意する。また、利用者の好みを学習し、アルゴリズムによってユーザーに合った音楽を提案する機能も搭載。新しい楽曲を開拓しやすい環境となっている。

CDやiTunesなどで購入した楽曲をアップロードし、最大5万曲までクラウド上に保存できる機能も用意し、「Google Play Music」で再生する曲や購入した曲を、Google Play Musicで管理・聴取できる。楽曲の再生はAndroidおよびiOS用のアプリに加え、Webブラウザ経由でも行える。オフラインでも音楽を聴けるダウンロード機能も提供する。

メニューには、「トップチャート」や「新作」「マイライブラリ」「ステーションを見る」といったカテゴリを用意。ステーションでは、J-Popやアニメ、懐メロ、クラシック、サウンドトラックなど、特定のテーマに沿ったプレイリストを聴取できる。

サービスの登録は、ブラウザおよびアプリの両方から可能。1アカウントで利用できる端末は最大10台までで、このうちスマートフォン(アプリ)は最大5台が利用できる。複数端末での同時再生は不可。利用端末を変更したい場合、1年につき最大4台まで端末の登録を解除できる。

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Android/iOS用アプリも用意する