Z170初のMini-ITXマザーボード!

ASRockの「Z170M-ITX/ac」は、Intelの第6世代Coreプロセッサ「Skylake」に対応するMini-ITXマザーボード。Z170チップセット搭載モデルとしては、初のMini-ITXモデルとなる。M.2スロットが無い点だけがやや残念だが、バックパネルにGbE×2ポート(Intel+Realtek)、USB3.0×6ポートなど、機能は充実している。価格は21,500円前後。

ASRockの「Z170M-ITX/ac」。デュアルバンドのIEEE802.11acも搭載

グラフィックス出力は、DisplayPort、HDMI、DVIの3つをサポート

メモリスロットはDDR4 DIMM×2で、拡張スロットはPCI Express x16のみという構成。ほかにMini PCI Expressスロットもあるが、これは無線LANモジュールが使用している。Mini-ITXながら、SATA 6Gb/sはしっかり4ポート備えているのは嬉しいところだ。Skylakeで強力な小型PCを作るのにオススメなマザーボードである。

超豪華仕様のZ170マザーボードも

GIGABYTEの「GA-Z170X-Gaming G1」は、Z170チップセットを搭載するハイエンドのゲーミングマザーボード。水冷対応のヒートシンク、メタルシールドで保護されたPCI Expressスロット、Killer DoubleShot-X3 ProによるデュアルGbE+無線LANなど、豪華仕様のモデルとなっており、価格は80,000円前後。

GIGABYTEの「GA-Z170X-Gaming G1」。超豪華仕様のマザーボードだ

PCI Express x16は4スロット。メタルシールドで耐久性がアップ

そのほか、Intel製のUSB3.1コントローラを搭載しているのも注目ポイント。PCI Express x4で接続されており、最大32Gb/sの帯域を確保。バックパネルには、タイプAとタイプCの合計2つのUSB3.1ポートを備えているが、これを同時に利用したときでも、それぞれ10Gb/sの転送速度が実現可能となっている。

PCI Express x4の帯域が確保されているので、USB3.1×2ポートでも十分