圧力調理開始! 肉はホロホロのやわらかさに

具材を炒めた後は、いよいよ圧力調理。圧力調理をする際は、まず強火で沸騰させ、加圧されたことを確認したら弱火にして圧力を維持、調理が終わったら圧が抜けるまで放置、最後に圧が抜けたことを確認してフタを開ける、という手順を踏むのが一般的だ。

これがCY7011JPなら、最初にいくつか設定をポチポチっとしたら、あとはアラームが鳴るまで待つだけ。調理後に放置しても「火を付けっぱなしで焦げ付いた!」という失敗がないし、調理中も火加減を調整しなくていい。このため、圧力調理中に他の作業ができたり、ちょっとした買い物にも出かけたりできた。しかも、調理完了アラームは圧が抜けてフタを開けてもいいタイミングで鳴るため、圧力鍋でよく感じる「火を消したけど、まだ開けられないの!?」というイライラとも無縁だ。

圧力調理で具材が煮えたら、あとはルーを入れてひと煮たちさせればカレーが完成する。ルーを入れると、スープにトロミが出るため、コンロで調理する際は鍋底が焦げ付かないよう「可能なかぎり弱火で、つねにかき混ぜる」ように気を使っていたが、CY7011JPなら75℃で加熱する「スロークッキング」モードにしておけば焦げ付く心配はない。調理後は、食事の時間まで「保温」モードで温めておけばOKだ。食事中も保温モードにしておけば、カレーのおかわりに、サッと温かいルーを提供できる。できあがったカレーには、ブロック肉をスライスして盛り付けた。30分の圧力調理のおかげで、肉は箸でホロリと崩れるほどやわらかい。

【左・中】炒めた具材に水を入れ、「圧力調理」で調理時間を30分に設定。調理が終了したら自動で加熱がストップするので、加熱中もそばにいる必要はない。【右】圧力調理後は自動で減圧も行ってくれる。火を止めた後、やきもきしながら減圧を待たずに済むのはうれしいポイント

30分圧力調理したあとの状態。ニンジンなども煮崩れている様子はない。この後、ルーを入れて15分ほどスロークッキングモードで加熱

完成したカレーはブロック肉を切って盛り付け。ニンジンはもちろん、あれだけ大きな肉も、箸で崩れるほどやわらかく!