リビングで調理できるのはとにかく便利!

時間のかかる炒め作業は、テレビを観ながら行うことにした。電源があればどこでも調理できるのもCY7011JPならでは

最初はマニュアル調理を試してみた。作ったのは圧力調理の定番ともいえる「ビーフカレー」。カレーは「具材を炒める」、「具材がやわらかくなるよう煮込む」、「ルーを入れた後、焦げ付かないようトロ火で煮込む」と、さまざまな調理方法が必要となる料理なのだ。我が家のカレーは、とにかく大量の玉ねぎと肉を入れるのが特徴。CY7011JPでは圧力調理も行えるので、今回は400gのブロックモモ肉を、カタマリのまま調理することにした。

まず、肉のまわりを焼き固める作業では、マニュアル調理にある「焼き色付け」を選択した。数分の「予熱」のあと、「材料を追加します」と表示されるので、肉の塊を入れて全面に焼き色を付ける。ちなみに、焼き色付けの際、内釜に入れたのは肉だけ。油は一切使っていないが、セラミックコーティングのおかげか、肉は一切鍋にくっつかず快適に炒めることができた。

肉が焼けたら、カレー作りで一番面倒な玉ねぎを炒める作業を開始。大量の玉ねぎを入れ、長時間炒めるとおいしいカレーができると信じている我が家では、「玉ねぎは最低30分炒める」が鉄則。しかし、コンロに向かって、ひたすら鍋の中身をかき混ぜる作業は面倒だし暇……。それがCY7011JPならば、リビングの食卓に置いて、テレビを観ながら作業できる! 立ちっぱなしで作業する必要もないため、疲れないうえ、一緒にテレビを観ている家族に「ちょっと代わって」と頼みやすいのも助かる。

「マニュアル調理」→「通常調理」→「焼き色付け」を選択して肉に焼き色を付ける作業を開始

【左】使用したのは約400gの脂身が少なめな牛モモ肉のブロック。CY7011JPの実力を知るため、あえて塊のまま調理。【右】油も入れずに調理したが、キレイに焼き色がついた。内鍋のセラミックコーティングのおかげか、焦げ付いたり、張り付くこともない