U-mobile:U-mobile通話プラス(3GB)

割安な料金設定で評判のU-mobileの通話機能付き月3GBプランは月額1,580円。通話料は30秒で20円だ。SMS料金は国内からの送信が1通あたり3円で、海外への送信が1通100円(不課税)、受信は無料と、海外への送信料が少し高めである。最低利用期間は6カ月間。

また、オプションが多いのが特徴だ。通話まわりのオプションとして、キャッチホン(月額200円)や留守番電話(月額300円)があるのはもちろんのこと、転送電話や国際電話、国際ローミングは月額料金が無料で利用できる。

さらに「PC+Androidセキュリティ」(月額350円)、「遠隔サポートサービス」(月額500円)、「端末保証お見舞い金」(月額500円)、「ライフサポートパック」(月額300円)、「スマホでUSEN」(月額490円)、と初心者のサポートや修理、エンタメ系など様々なオプションがそろっており、初心者でもMVNOを手軽に利用しやすくなっている。

各社の月額料金や通話料金などの傾向は?

MVNO各社の通話つきプランにおいて、最低利用期間が短いサービスをピックアップして比較してきたが、月々の通信料金においては、おおむね1,600円あたりの価格設定になっている。通話料においても各社とも30秒で20円と横並びで、SMSの送信における料金が多少異なるくらいでほかは以外は変わらない。

MVNOは安く利用できるのが魅力だ。しかし、自分の利用エリアにおける通信速度やサービス内容など実際に使ってみないと分からないことも少なくない。通信料が安いといえ、最低利用期間がある通話プランの場合、サービスに満足できなかったからといって別の会社への乗り換えがしづらいデメリットがある。

通話もデータ通信もMVNOで、と検討している場合、ここで紹介したような最低利用期間が短いサービスを選択しておくのはリスク低減の手段のひとつと考えておきたい。