リコーとリコーイメージングは7月7日、全天球カメラ「RICOH THETA(リコー・シータ)」で撮影した画像を編集する専用アプリ「THETA+(シータプラス)」を発表した。リリース日は近日中となっている。アプリの価格はiOS版、Android版ともに無料。

RICOH THETA(左からRICOH THETA、RICOH THETA m15)

THETA+は、RICOH THETAを使って撮影した360度の全天球イメージをスマートフォン上で編集できるアプリだ。全天球イメージのトリミングやプロジェクション形式設定、色調の変更などを行える。InstagramやFacebookといったSNSに投稿することも可能だ。

アプリはiOS用とAndroid用を用意する。「THETA+ for iPhone」は、対応機種がiOS 8以降を搭載したiPhone 5c/5s/6/6 Plus。「THETA+ for Android」はAndroid4.4以降に対応する。

また、「RICOH THETA(m15)」用の最新ファームウェア(バージョン1.30)のリリースについても告知された。1回の全天球動画が従来の3分間から最長5分間まで録画可能になるほか、本体に保存できる合計記録時間が、従来の約40分から約60分になる。ファームウェアのバージョンアップは、パソコン用アプリケーション「RICOH THETA for Windows」もしくは「RICOH THETA for Mac」から行える。

さらに、RICOH THETA用のアクセサリーとして防滴ケース「Hard Case TH-1」と 合皮仕様のケース「Soft Case TS-1」を発売する。

Hard Case TH-1は、IPX7相当の防水性能を備えた透明ポリカーボネート製のハードケース。三脚座を搭載する。本体カラー(底部)はブラック。発売日は7月17日で、価格はオープン。推定市場価格は3,510円前後(税込)。

Soft Case TS-1は、持ち運びのしやすさを重視した合皮仕様のデザインで、専用オプションの「ストラップ用アタッチメント」を装着したまま、RICOH THETAを収納できる。本体カラーは白と黒の2種類。発売日は7月17日で、価格はオープン。推定市場価格は2,970円前後(税込)。