テクニック#4「冷蔵庫に食材を入れるときは冷ましてから入れる」

ご飯やカレー、シチューなどを冷蔵庫で保存する家庭も多いだろう。この場合、すぐに冷蔵庫に入れずにまず常温まで冷ますこと。扇風機で風を当てたり、濡らしても大丈夫な食材は水に浸けると早く冷める。電気代は入れる食材の量や頻度で大きく異なるが、カレー大好き一家の森川家では3%も節電できた。約23円浮いたことになる。なお、カレーは腐りやすく、夏場の常温に放置しては1日ともたない。冷水に鍋ごと浸して素早く冷やし、真空になる容器に移して冷蔵庫に入れると良いだろう。
■777円 → 754円
■23円の節約!
ここまでのテクニック通算:1,524円の節約!

テクニック#5「洗濯は回数が減るよう、まとめて洗う」

日立の8kg縦型洗濯乾燥機「ビートウォッシュ 湯効利用 BW-D8JV」(2008年6月発売)

洗濯機は一度に洗う量が多いほど節電になる。ただし、定格容量を超えた入れ過ぎは逆効果。かえって消費電力が高くなり、汚れ落ちも悪くなる。また、すすぎが1回で済む市販の洗濯洗剤を使えば、すすぎ回数を減らせて節電+節水にもなる。森川家では、洗濯容量8kg、乾燥容量4.5kgの縦型洗濯乾燥機を使用。できるだけ8kgに近い量、ただし8kgを決して超えない量で洗濯し、洗濯回数を4分の3に抑えた。その結果、111円掛かっていた電気代を83円に節約できた。
■111円 → 83円
■28円の節約!
ここまでのテクニック通算:1,552円の節約!

テクニック#6「衣類乾燥機には衣類を入れ過ぎない」

洗濯乾燥機の乾燥機能も、工夫次第で高い節電効果を得られる。洗濯乾燥機は洗濯と乾燥で対応容量が異なる。洗濯容量いっぱいで洗濯した衣類をそのまま乾燥すると、容量オーバーになり、乾燥時間が長くなってむしろ電気代が高くつく。だからといって一度の洗濯容量を乾燥容量に合わせると今度は洗濯回数が増えてしまう。そこで、洗濯から乾燥に移る前に超過分の衣類を取り出し、干して自然乾燥させるのがベスト。森川家では乾燥時間を4分の3に抑えた結果、3,534円掛かっていた電気代が2,651円に!

■3,534円 → 2,651円
883円の節約!
ここまでのテクニック通算:2,435円の節約!