DeNAロケーションズは28日、Andorid向けカーナビゲーションアプリ「ナビロー」の提供を開始した。カーナビの基本機能だけでなく、ドライブレコーダーやスマホの画面にルート案内を重ねて表示するARモードなどの機能を備えたのが特徴。Google Playより無料でダウンロードできる。iPhone版も提供するが、リリース日は未定。

ナビローは、基本機能として、住所やフリーワード検索による目的地設定、走行中のレーン表示、イラストによる分岐点の事前案内、交差点名の音声案内や高速道路専用ナビなどを備える。また、アップデート不要で最新の地図表示を可能にし、リアルタイムでのVICS渋滞情報で目的地までの最速ルートの案内を行う。

ルート表示

イラストによる分岐点案内

このほか、オービス(速度取締機)などの設置場所、取り締まりエリア情報などを自動音声でアナウンスする機能、運転中の映像や音声を記録するドライブレコーダー、スマホの画面にルート案内を重ねて表示する「ARモード」といった機能を搭載する。

ドライブレコーダー機能

ARモード

ホーム画面はハニカム構造を用いたデザインとなっており、現在地を中心に過去に訪れたことのある目的地などをわかりやすい距離と方角に自動表示する。ソーシャル要素も備え「ラーメン通が選ぶ環八ラーメン8選」「夏の横浜鉄板ドライブコース」といったドライブコースをハニカムに集約できる。

ハニカムUIでドライブコースも集約可能

今後は、歩行者ナビ、電車の乗換案内の機能も搭載するほか、ルート案内時の音声を関西弁などの方言をはじめ、著名人を起用した「ナビ声」のサービスを提供する。

(記事提供: AndroWire編集部)