DJIは4月9日(現地時間)、コンシューマー向けのドローン「Phantom 3」を発表した。4K(2,160p)/30fpsでの記録に対応した「Phantom 3 Professional」と、フルHD(1,080p)/60fpsでの記録に対応した「Phantom 3 Advanced」を用意する。公式オンラインストアでの直販価格はPhantom 3 Professionalが175,000円、Phantom 3 Advancedが139,800円。

Phantom 3 Professional(写真左)とPhantom 3 Advanced(写真右)

Phantom 3シリーズは、4KもしくはフルHDの空撮に対応したマルチコプター。下部の専用カメラは、センサーにソニー製の有効1,240万画素・1/2.3型CMOSセンサーを採用している。焦点距離20mm(35mm判換算時)で開放F2.8のレンズを搭載。画角は94°だ。ISO感度はISO100~3200(動画撮影時)、ISO100~1600(静止画撮影時)。シャッタースピードは1/8,000秒~8秒。

コントローラーが付属するが、スマートフォン用アプリ「DJI Pilot」からも操作可能だ。2km圏内であれば、ドローンで撮影した映像をスマートフォンやタブレットにHD(720p)/30fpsのライブビュー表示できる機能も持つ。アプリの対応OSはiOS 8.0以上、Android 4.1.2以上。

対角サイズは590mm

Phantom 3 Professionalのカメラ部分。4Kの文字がうかがえる

コントローラーが付属

飛行中のブレを軽減するため、3軸ジンバルを装備する。そのほか、GPS/GLONASSを搭載。対角サイズと重量はいずれも590mm/1,280g。バッテリーは容量4,480mAhで、最大飛行時間は23分間だ。記録メディアはmicroSD(最大64GBまで)を使用する。