Bluetoothが「0.1」進化することの意味

最後にWi-FiやBluetoothの規格、対応サービスを比較する。

機種名 GALAXY S5 GALAXY Note Edge Galaxy S6 edge
Wi-Fi IEEE802.11a/b/g/n/ac IEEE802.11a/b/g/n/ac IEEE802.11a/b/g/n/ac
Bluetooth 4 4.1 4.1
防水 IPX5/IPX7 - -
防塵 IP6X - -
おサイフケータイ
外線通信 - - -
NFC
VoLTE
ワンセグ/フルセグ ○/- ○/○ ○/○

Wi-Fiに関しては3機種とも同じくIEEE802.11a/b/g/n/acに対応している。ハイエンドのスマホは大体対応しているので、特徴的なものではない。

Bluetoothに関してはS5が「4.0」であるのに対して、Note EdgeとS6 edgeは「4.1」に対応する。数字の上ではわずか0.1の進化なのだが、この機能アップはかなり大きく、IPv6に対応したことで、BluetoothデバイスがBluetooth経由でダイレクトにネットにアクセスできるため、IoTデバイスの進化に貢献しそうだ。

これに対してマイナスなのが、防水・防塵対応だ。S5では防水・防塵に対応していたが、Note EdgeとS6 edgeでは対応していない。そのデュアルエッジスクリーンデザイン故の問題かも知れない。ただ、エッジスクリーンを搭載していない「Galaxy S6」も防水・防塵に対応していない。これはもしかしたら、S6 edgeにマイナスイメージをつけないために、わざと対応していないのかも? と個人的には疑っている。

なお、おサイフケータイ、NFC、VoLTE、ワンセグにはS5やNote Edge同様に対応しているのに加えて、フルセグにも対応している。高解像度ディスプレイを生かしてテレビの視聴を楽しむことができそうだ。