バッテリー容量は残念、でもカメラは性能アップ

次にバッテリーやカメラ回りをチェックする。

機種名 GALAXY S5 Galaxy S6
バッテリー容量 2,800mAh 2,550mAh
連続待受時間 3G:約500時間 / LTE:約440時間 / GSM:約440時間 3G:約430時間 / LTE:約390時間 / GSM:約350時間
連続通話時間 3G、LTE:約1,020分 / GSM:約700分 3G:約900分 / LTE:約930分 / GSM:約680分
メインカメラ 1,600万画素 1,600万画素
サブカメラ 210万画素 500万画素
光学手ブレ補正 -

バッテリー容量はS5の2,800mAhから、S6では2,550mAhに容量ダウンしている。これは長時間駆動を重視する最近のスマホでは珍しいことだ。この大きな理由は前述のボディ構造の変化の大きさがあるだろう。

これにともない通信時のバッテリー駆動時間は相応に短くなってしまった。1つの例をあげると、LTEの連続待受時間でS5が約440時間であるのに対して、S6では約390時間になっている。そのほかの数字も全体的に約1割少々、短くなっている。これは残念である。

カメラ機能はどうだろうか。メインカメラはS5もS6も1,600万画素で変わらないのだが、S6はなんと光学手ブレ補正機能と電子式手ブレ補正機能の両方を搭載し、これまでよりも強力に手ブレを防いでくれる。暗いところや室内での撮影などに威力を発揮しそうだ。

また、サブカメラの映像素子が210万画素から500万画素にアップしている。セルフィーが世界中でブームになっていることを考えると、重要な改善と言えるだろう。