「LEVEL5 VISION 2015 -THE BEGINING-」に登壇したレベルファイブ代表取締役社長/CEOの日野晃博氏

レベルファイブは7日、『妖怪ウォッチ3』などの新作や新展開に関する発表会「LEVEL5 VISION 2015 -THE BEGINING-」を東京ドームシティホールにて開催した。

冒頭のあいさつでは、レベルファイブ代表取締役社長/CEOの日野晃博氏が「皆さんが知りたがっている妖怪ウォッチの新作発表を予定しています」とあいさつし、今回の発表会でビジネス来場者とファンの両方に対して、一緒に新しいものを楽しんでもらうために最大の会場を用意したことを明かした。さまざまな注目タイトルが多数紹介された発表会だが、やはり会場注目度が最も高かったのは『妖怪ウォッチ3』。発表会の冒頭にはDream5とキング・クリームソーダによる「ようかい体操第一」「ゲラゲラポーのうた」のメドレーライブも披露され、力の入れようが伺えた。

日野氏は自身の原体験として『ドラゴンクエスト』シリーズでアレフガルドに立った時の興奮をあげ、「見知らぬ場所、新しい場所での冒険が『妖怪ウォッチ3』のテーマです」と述懐。『妖怪ウォッチ3』では、お父さんの転勤に伴い舞台が海外の「USA」にある町「セントピーナッツバーグ」が舞台になるという。日野氏は作品の魅力を「今度の冒険は日本を飛び出しUSAで繰り広げられます。日本では見られない町並みや人々を細部まで作りこんでいます。見知らぬ土地で見知らぬ妖怪を探すことが楽しめます」と説明した。

『妖怪ウォッチ3』には、7月から放送されるTVアニメ『妖怪ウォッチ』セカンドシーズンにも登場する女主人公未空イナホ(CV:悠木碧)と妖怪USAピョン(CV:重本ことり)、またUSAの妖怪たちも登場。大人気のアイテム・妖怪ウォッチにも新たなウォッチ「妖怪ウォッチU プロトタイプ」と新たなメダル「メリケンメダル」の存在も明らかに。日野氏によれば、「妖怪ウォッチU プロトタイプにはまだ明かせないさまざまな秘密があります」という。さらに『妖怪ウォッチ3』は発売後にも数回にわたって無料の大型アップデートが行われる更新型ゲームであることが明かされていた。

発表会前半には、妖怪の視点で描くニンテンドー3DS『妖怪ウォッチバスターズ赤猫団/白犬隊』、コーエーテクモゲームスとのコラボタイトル・ニンテンドー3DS『妖怪三国志』、シリーズ初のリズムゲームであるiOS/Android『妖怪ウォッチ ゲラポリズム』、パズルゲームのiOS/Android『妖怪ウォッチぷにぷに』といった新作タイトルも続々と紹介。

中でも日野氏が「我々の世代には憧れの存在」と呼ぶコーエーテクモゲームスのシブサワ・コウ氏が登場してプレゼンテーションを行った『妖怪三国志』については、三國志武将風のジバニャンたちのビジュアルともあいまって大きなどよめきが起こっていた。シブサワ氏は「全ての三國志ファン、全てのゲームファンが是非とも『妖怪三國志』を遊びたいと思ってもらえる作品にしたい」と作品に自信を見せていた。

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