バッファローは、デジタルフォト・アルバム「おもいでばこ」の新製品発売を記念して、3月13日にファン感謝祭を実施した。会場は都内の中学校を改装したイベントスペース「3111 Arts Chiyoda」。製品のイメージと会場の雰囲気が上手に融和し、開発者の熱い想いが伝わってくるイベントだった。

おもいでばこの新製品が登場

「おもいでばこ」は、デジタルカメラなどで撮影した写真や動画を取り込んで保存し、テレビやタブレット、スマートフォンなどの画面で再生するボックス型のデバイスだ。テレビとの接続はHDMIケーブル1本で、写真の取り込みはSDメモリーカードを挿してボタンを押すだけ、と簡単。取り込んだ写真や動画は自動で整理され、リモコンやスマートフォンからの操作で再生できる。

このたび発表されたのは第4世代機となる「PD-1000」シリーズ。内蔵ストレージ容量が2TBの「PD-1000-L」および1TBの「PD-1000」を用意し、「バッファローダイレクト」での直販価格はPD-1000-Lが51,300円、PD-1000が37,584円(いずれも税込)。

PD-1000シリーズ。2製品の外見上のデザインは同じ。正面にUSB 2.0端子とSDメモリーカードスロットを備える(写真左)。背面には電源スイッチ、電源12V端子、LAN端子(10BASE-T/100BASE-TX)、HDMI端子、拡張端子(USB 2.0 micro B)、バックアップ用USB 2.0端子が並ぶ(写真右)

ファン感謝祭会場の展示の様子。リモコンから操作できるだけでなく、タブレットにリモコンのグラフィックスを表示して操作することも可能だ

ファン感謝祭は、2部構成で進行した。第1部ではおもいでばこの概要と開発経緯、新製品の特徴などが紹介され、パーティー形式の第2部では開発秘話やおもいでばこにまつわるクイズなど、参加者を楽しませるコンテンツが多く盛り込まれていた。次ページ以降、イベントの様子を流れに沿って紹介していきたい。

ファン感謝祭のコンセプトは「写真を愛する皆さまに、もっと見返すよろこびを。」

おもいでばこプロジェクト シニアプロダクトプロデューサー 根本将幸氏

おもいでばこプロジェクト プロモーション企画 竹内優氏