3つの大きな変更点
新シリーズの大きな変更点の1つめはハードウェア性能の向上。CPUやメモリといった基本性能をアップグレードしたほか、BDプレーヤー風の操作画面からタブレットにマッチしたユーザーインタフェースに切り替えたことで、負荷が軽くなり処理速度が向上。より大量の写真をスムーズに表示でき、スライドショーや動画再生も滑らかに行える。
2つめは本体サイズのコンパクト化と内蔵ストレージの容量アップ。体積比で約46%のサイズダウンを実現し、最大2TBの容量には従来比3倍以上となる40万枚の写真を収められる。
そして、3つめは「おもいでばこスポット」と呼ばれる機能。これまで、スマートフォンから操作するにはWi-Fiルーターが別途必要だったが、新シリーズでは直接スマートフォンとWi-Fi接続できるようになった。
ちなみに背面にはLANポートを備え、有線LANケーブルを挿すことによって、おもいでばこを簡易的なWi-Fiルーターとしても使用できる。あくまで簡易的なものであり、セキュリティ機能などは備わっていない。
写真の表示やスクロールが滑らかで高速になり、よりストレスのない操作が実現している |
本体サイズが約半分になり、その分、置き場所も選ばなくなっている |
Wi-Fiルーターがない家庭でも、スマホから直接アクセスして操作可能になった |
<動画>おもいでばこイメージビデオ。写真を通してある女性の半生が描かれるストップモーションで、おもいでばこの世界観が分かりやすく示された芸術性の高い作品に仕上がっている |