WDLCは、新たなデジタルライフスタイルの提案を目指すことを目的に、2007年11月に設立した業界団体。日本マイクロソフトのほか、ハードメーカー、ソフトメーカー、周辺機器メーカー、量販店などIT関連企業のほか、異なる業界の企業も参加する、業界を超えたパートナーシップが特徴だ。現在は112社が参加している。商戦期には販売促進キャンペーンを共同で展開し、パソコンおよび関連製品の販売増や、新たな利用提案などで成果をあげている。

「2014年の年末商戦では、東進ハイスクールの林修先生に、新しいOffice搭載パソコン推進大使となっていただき、販促キャンペーンを展開した結果、我々がアプローチできた49%の人たちがパソコンを購入する意向をみせた。また、全国3000店舗でキャンペーンを展開することもできた。広い範囲に向けて、共通のメッセージで伝えていくことが大切であり、WDLCという業界団体ならではの成果が出ている」とした。

2014年の年末商戦では、東進ハイスクールの林修先生がキャンペーンキャラクターを務めた

今回のキャンペーンでは、「動画が観たいのに、クルクル回って止まってしまう」、「写真を整理するためにコピーしたら、遅くて進まない」、「そもそも起動から遅い」、「ノートパソコンという割には、結構重い」、「今朝、充電したのにもうバッテリー切れ」といった「5つのイライラあるある」を挙げた。これらを解決するためには、最新パソコンへの買い替えが得策であることを訴求していく内容になる。

また、柳沢さんのユニークさを生かしたビデオを、ウェブサイトや店頭で展開。全国3000店舗において、「イライラ撲滅事件リーフレット」を配布するとともに、強化店舗には等身大の「柳沢ポリス」を配置する。

等身大の「柳沢ポリス」を配置

展示台にはリーフレットを置いて、新たなパソコンへの移行を訴求

そのほか、古いパソコン利用時のイライラ体験をTwitterにつぶやくと、プレゼントが当たるオープン懸賞キャンペーン「イライラあばよ!Twitterキャンペーン」を実施。キャンペーンにおいて、1000ツイートを達成するとパソコンが柳沢慎吾ポリスの声になる「柳沢ポリスのシステムボイス」をツイートした全員にプレゼントする。2000ツイートを達成すると、非公開映像の「パソコンポリス24時 第2話」をキャンペーンサイトで公開。3000ツイートに達すると、柳沢ポリスの声で目覚める「オリジナル目覚まし時計」を抽選で300人にプレゼントする。