写真で見るLIFEBOOK GH77/T

「LIFEBOOK GH77/T」のワイヤレスディスプレイ部は15.6型でタッチ対応、厚さ9.8mmで重量980gを実現した。本体部はCPUにIntel Core i7-4712HQ、容量2TBのHDDを装備するハイパフォーマンス仕様だ。これにより、高性能PCは家の決まった場所で使うものという固定観念を打ち破る、新しいイノベーションの創出に挑戦している。

本体とディスプレイのデータ転送には、専用のLSIを使用する。転送方式は2.4GHz帯のWi-FiをベースとしたCavium社の技術に独自のチューニングを施して高速化しているという。従来技術では画面の表示に0.25秒程度の遅延が生じていたところを、新技術により0.07秒程度に短縮している。

竹田執行役は「世界最速のワイヤレス技術」と胸を張り、実際に本体からディスプレイにフルHDのテレビ画面が遅延なく転送され、滑らかに映し出される様子をデモンストレーションして見せた。また、クラウド上のコンテンツにアクセスして写真や音楽、動画なども有線接続と同じくらい安定して楽しめると強調した。

同社ではGH77/Tを「究極の家ナカ利用PC」と位置づける

会場で遅延のない映像のデータ転送をデモンストレーション

このほかLIFEBOOK GH77/Tは、周囲の温度変化を24時間監視する人感センサーを備え、ユーザーが近づくと距離2mの時点で検知し、手を触れる距離に来るまでに画面をスリープから復帰するといった機能も搭載。しかも、年間待機電力はテレビ並みの47kWhを実現するなど、生活者が便利さを身近なところで実感できる仕様になっている。

GH77/Tをテレビ出力に接続。ディスプレイでタッチ操作した内容をテレビに映し出せる

GH77/Tを縦置きした展示。15.6型なのでブラウザ画面も文字が見やすい

GH77/Tの本体。右側面にSDカードスロットやUSB 3.0などを搭載。左側面にはHDMI出力、スロットイン式のBDドライブなどを用意している

ディスプレイ部は9.8mm/980gの薄軽仕様。ヘッドホン端子なども備えている

IGZO液晶採用の「LIFEBOOK SH90/T」とディスプレイがヒンジ部で横向きに回転する「LIFEBOOK TH90/T」

「行きたい」と感じた場所を地図上に簡単に登録し、さまざまな情報を自動で収集する新サービス「MapMark」

防水性能を実演していた法人用10.1型タブレット「ARROWS Tab Q584/K」

眠気を検知するウェアラブルセンサー「FUJITSU Vehicle ICT FEELythm」も展示