仰向けスタイルはややつらい

まずはベッドの上では最も一般的なスタイルの仰向けから。YOGA Tablet 2 Proは丸みを帯びた独特のグリップを持つデザインとなっているため、持ち手のフィット感が抜群だ。なんでも人間工学に基づく形状で重量配分も調整しているのだとか。ただ、さすがに片手でずっと持っていると疲れてきた。ちなみに疲れてきたら胸にタブレットを立てて使う方法も。左手は添えるだけ。

Web閲覧などはやはりこのスタイルが落ち着く。13型の大画面のため、タブレットというよりはPCを見ているような感覚だ

重量は950gで片手で持ち続けるのはさすがにつらい。出先に持って行くには向いていないが、自宅内ではマルチメディア端末として活躍しそう

うつ伏せスタイルで幸福感倍増

仰向けで端末を持つのに疲れた時によくやるのがうつ伏せスタイル。スタンド部分を下にして本体を立てても見ても良し、上にしてチルト式にするとタイピングもできる。また178度の広い視野角を持つIPSディスプレイのため、斜めからのぞきこんでも色の変化も少なく、画面がきれいに見えた。

2,560x1,440ドットの高解像度で近くで見れば見るほどその画質の繊細さに驚く。それにしてもうつ伏せでタブレットを使っているとベッド生活を堪能している幸福感が増すのはなぜだろうか

横たわりスタイルでダラダラ感を味わう

腰が疲れたらよくやるのがこの横たわりスタイル。既存のタブレット・スタンドだとベッドの上ではグラついて安定しないものが多いが、このYOGA Tablet 2 Proのスタンドは作りがしっかりしているため安定感が抜群。

休日といえばこのスタイル。映像を流しっぱなしでぼーっと眺めるももまた幸せ

ヒンジ部分の回転具合はやや固めのため、角度をある程度自由に調整できる。ベッドの上でもぐらつくことなくしっかり立っている

またスタンドを自由に回転させて固定できるため、微妙な角度の調整もできるのがまたベッド・タブレットに向いている。スタンドの角度をもう少し寝かせたいというときは、先のチルト式にするといい。よく考えられている。

座りスタイルでタイピング & ながら利用

優雅に電子書籍を読みたい時や、メール送信、SNSへの投稿など、しっかりタイピングしたいときにもこのスタイルが有効だ。現行のYOGA Tabletシリーズでは、スタンドを180度回転させることでフックに引っ掛ける「ハングモード」で使うこともできる。両手がふさがる飲食時にはこのハングモードが大いに活躍するはず。ただ13.3型のYOGA Tablet 2 Proは、本体重量が1kg近いので掛ける場所に注意したい。

ベッド・タブレットをより満喫するにはたまには座ってみるのも良し

ベッドの上でビールやポップコーンを飲食することに罪悪感を感じながらも、自由を満喫してやるという開放感も同時に味わえる。これぞベッド・タブレットの醍醐味

スタンド部分がほぼ180度開くため、壁掛けもできる。ながら利用に最適

YOGAスタイルはアグレッシブすぎる

一応製品名通りにYOGAをやってみたものの、ベッドの上では動きがアグレッシブすぎて今回の企画趣旨には合わず。あくまでもベッドの上でゴロゴロ、ダラダラするのがベッド・タブレットのモットーなんです。

肩立ちのポーズ

賢者のねじりポーズ。確かにどのポーズでも対応しそう……