ベッドが寝るだけの「守り」の場所から、積極的に遊ぶ「攻め」の空間に

スマホやタブレット用の簡易モニターアームを使ってゴロ寝するやり方もあるが、端末が半固定されるアームよりも、より自由なスタイル(姿勢)で使えるのがYOGA Tablet 2 Proの良いところ。自分の身体の動きにぴったり付いてくる。そう、柔軟な姿勢で従ってくれる感じで、心強い相棒を手に入れたような気分だ。

また直接このタブレットを使わずとも、JBLのステレオスピーカーで音楽を流しながら本を読んだり、まったりするのもいい。ちなみに本体は9600mAhのバッテリーを搭載しているため、使用時間も15時間とたっぷり。半日以上ダラダラ使っても大丈夫そう。

前面にJBLブランドのステレオスピーカーと、背面に5Wのサブウーファーを搭載。2.1chスピーカーによるバーチャルサラウンドが楽しめる

タブレットの真価はベッドで使う時に問われる?

最後に、ここまでベッドの上でどれだけ使えるかを試してきたが、少しだけ想像してほしい。このスタイル自由自在なタブレットが別の場所にあるシーンを。

例えばリビングではスタンドスタイルで映画を観たり、タブレット片手にソファで電子読書したり、テーブルではチルトスタイルでタイピング、キッチンではハングモードで料理もできそう。

限られたベッドの上でもあれだけ活躍するのなら、部屋中どこにいても自由にスタイルを変えて寄り添ってくれるのがこのYOGA Tablet 2 Pro。いずれにせよ、休日のゴロ寝タブレットがますますはかどることは間違いない。あーでもやっぱり腰が痛い……。

■試用機の主な仕様
製品名 YOGA Tablet 2 Pro
OS Android 4.4
CPU Intel Atom Z3745(1.33GHz)
グラフィックス Intel HD Graphics(CPU内蔵)
メモリ LPDDR3 2GB
ストレージ 32GB eMMC
ディスプレイ 13.3型(2,560×1,440ドット)、10点マルチタッチ対応
Webカメラ フロント:約160万画素、リア:約800万画素
通信機能 IEEE802.11a/b/g/n対応無線LAN、Bluetooth 4.0
主なインタフェース micro USBポート(OTG対応)、microSDカードリーダ、マイク/イヤホン
主なセンサ     加速度センサ、光センサ、デジタルコンパス、GPS、GLONASS
バッテリ駆動時間 最大約15時間
本体サイズ/重量 W333×D223×H3.6-12.6mm/約950g
参考価格 59,500円前後