長文でもストレスなく打てるキーボード

キーボードのキー配列は標準的でくせがない。主要なキーのサイズは1.4×1.4cm。キーピッチが横約17.5mm(実測)あるため、比較的ゆったりと打鍵できる。キーストロークは約1.5mmで少し浅いが、感触は悪くない。ファンクションキーやバックスペースキー、エンターキーなどが通常よりも細長く、カーソルキーの上下が小さいので最初は窮屈に感じるが、これもすぐに慣れるだろう。長文でもストレスなく打鍵できる気持ちのいいキーボードだと感じた。

気になったのは、ディスプレイ(タブレット部)の傾斜を浅くしたときに感じるたわみだ。キーを打つとしなり、安定感がなくなってしまう。キー入力をするときはディスプレイ(タブレット部)を立てた状態で使うようにしたい。

標準的な配列で打ちやすいキーボード

キーボードにはタッチパッドも備えている。93mm×53mmと、キーボードのサイズからすると大きめだ。2本指でのスクロールや、下部の左右を押し込むと左クリック、右クリックが可能だ。反応が遅く感じることもあるが、そのようなときは画面にタッチすればよいので、不満に思うことも少ないだろう。

10.1型の液晶ディスプレイは鮮やかで見やすい