使いやすい2-in-1モデル
直販モデルと量販店モデルの価格差は約15,000円。前述のとおり、量販店モデルには「Microsoft Office Home and Business 2013」がプリインストールされるので、Officeが必要なら量販店モデルを選ぶのがお得だ。
ちなみに直販モデルは、タブレットがアッシュシルバー、キーボードはムーンストーングレーのカラーリングになるが、量販店モデルでは、アッシュシルバー/ムーンストーングレーのほかに、アッシュシルバー/ティールブルーのカラーモデルを選べる。
Pavilion x2は、メモリやストレージ容量が少なく、メインのPCとして利用できるほどのスペックはない。サブノートとして利用したい人や、タブレットとしての利用をメインに考えている人におすすめだ。残念ながら、カメラは前面のみの約126万画素。背面にはカメラを持たないので、撮影を行う場合は注意したい。また、ワイドIPS液晶は明るくて見やすいものの、解像度が1,280×1080ドットと少々狭いので、広い作業環境が欲しい人もよく検討する必要があるだろう。
とはいえ、キーボードを持ち運ぶのがまったく苦にならず、出先で文章を書いたり、簡単な作業をすることを日常的に行う用途にもぴったりだ。その意味では、初心者から上級者まで満足できる1台といえる。