NECパーソナルコンピュータは13日、2014年秋冬モデル発表時に「開発中」として紹介された8型Windowsタブレットの詳細を発表した。同社のWindowsタブレットシリーズ「LaVie Tab W」に連なる製品で、型番は「TW708/T」。価格および発売時期は非公開。

LaVie Tab W TW708/T

10.1型の「LaVie Tab W TW710」シリーズと同様、OSにはWindows 8.1 with Bing 32bitを搭載。プロセッサは、東芝の8型Windowsタブレット「dynabook Tab S38」などでも採用されているIntel Atom Z3735F(1.33GHz)で、メモリは2GB、ストレージは約64GB eMMCといった構成になる。「SmartVision/PLAYER」や「My Time Line」などの同社独自アプリなども搭載する。

画面解像度は1,980×1,200ドットのWUXGAで、同社の高輝度液晶スーパーシャインビューLEDを採用。同社は「押さえるところは押さえた」と、高解像度を特徴の1つに挙げる。

通信インタフェースはIEEE802.11b/g/n準拠の無線LAN、Bluetooth 4.0。本体インタフェースはmicroUSB×1(充電兼用)、Micro HDMI×1、microSDカード×1、ヘッドフォン/マイク端子×1。センサーはGPSは、加速度、地磁気、ジャイロ。

本体サイズはW126×D215×H9.9mm、重量は約370g。駆動時間は約8時間(Wi-Fi接続時)。搭載OfficeはOffice Premiumではなく、通常のMicrosoft Office Home and Business 2013が付属。純正オプション品のスタンド兼用タブレットカバーも用意する。

左側面にはカードスロット

右側面には電源と音量ボタン

microSDカードスロット

Webカメラは前面92万画素、背面500万画素

解像度はWUXGA。拡大しても文字のギザギザ感は感じられない

CPUはAtom Z3735F(1.33GHz)を採用

純正オプションのスタンド兼用タブレットカバー。背面のスピーカーも含め、端子類を塞がないよう作られている