Ringで何ができる?
Ringでできることは、SNSへの写真アップロード、連絡先交換、スマートフォンのカメラ操作、音楽の再生など。ジェスチャーは自分の好きな形を無限に登録できるほか、現時点で約30個のショートカットアクションが用意されている。
使い方は、Ringを人差し指に装着して、Ring本体に付いているタッチセンサーをタップ。これが「ジェスチャー開始」の合図となる。そのまま人差し指を使ってジェスチャーを空中に描き、1秒程度指の動きを止めるとジェスチャー完了となり、あらかじめ登録しておいた効果が現れる。
実際に吉田氏によるデモンストレーションが行われたが、失敗することもなく、認識率は良好。ただし、今回はデモンストレーションなので、当然最適化された環境でジェスチャーもきちんと正確に動かしているだろう。日常生活で使うためには、ある程度アバウトな動きでも認識してほしいところだ。また、現時点では専用アプリを介して操作するしかないのもやや残念なところだが、「将来的にはRing単体で通信や操作を行えるようにしていけるのが理想」(吉田氏)だという。