ソフトバンクモバイルは11日、一般財団法人明日香村地域振興公社と協力し、奈良県明日香村で「超小型モビリティ」を活用した観光案内事業「MICHIMO」をスタートした。観光アプリを導入したiPadを取り付けた電気自動車を観光客にレンタルするという事業だが、観光客の目にはどう映るのだろうか。本稿では、同日行われたオープニングセレモニーと実際に試乗した模様をレポートする。

「MICHIMO」は、日産自動車の超小型モビリティ(小型電気自動車)を観光客向けにレンタルし、同地域の観光地を巡ってもらうという観光案内事業。ソフトバンク内のベンチャー事業である「ユビ電」が充電管理システムを提供する。クレメンテックの観光アプリを導入したiPadを車内に取り付け、観光客の道案内や観光情報の表示に活用。「MICHIMO」は近鉄飛鳥駅前で、9時から18時の間、1日8,000円で利用できる。

観光案内事業「MICHIMO」で活用される超小型モビリティ

「MICHIMO」活用による観光振興への期待を述べる森川裕一・明日香村村長