レノボ・ジャパンは10日、本体にスタンド機能を備え自立も可能なタブレット「YOGA Tablet」の新モデル「YOGA Tablet 2」を発表した。従来のAndroid搭載モデルに加え、新たにWindows搭載モデルをラインナップする。10月17日より順次販売を開始する。

YOGA Tablet 2

YOGA Tablet 2 Pro

YOGA Tablet 2 with Windows

Windows搭載の10型モデルにはキーボードが付属する

「YOGA Tablet」シリーズは、本体の一辺に内蔵するバッテリの形状を生かして、手に持って操作する「ホールドモード」、本体背面に搭載したキックスタンドを立てて操作する「スタンドモード」、机の上で操作する「チルトモード」といったさまざまな形状で利用できるのが特長。

新モデル「YOGA Tablet 2」では、3つのモードのほか、キックスタンド部分あけられた穴をフックなどに引っ掛けて使用する「ハングモード」が利用できるようになった。

製品ラインナップは、Android 4.4(kitkat)搭載モデルが8型/10型/13.3型の3モデル、Windows 8.1 with Bing搭載モデルが8型/10型の2モデル。10型のWindows搭載モデルにはBlutoothキーボードとしても使えるキーボードカバーが付属する。また、13.3型Androidタブレット「YOGA Tablet 2 Pro」にはプロジェクタが内蔵されている。

YOGA Tablet 2(Android搭載モデル)

ディスプレイサイズ以外の仕様はほぼ共通で、CPUがIntel Atom Z3745(1.33GHz)、メモリが2GB、ストレージが16GB、ディスプレイが8型/10型WUXGA(1,920×1,200)IPS液晶、OSがAndroid 4.4。バッテリ駆動時間は最大18時間。

本体サイズと重量は、8型モデルがW210×D149×H2.7-7mm/約419g、10型モデルがW255×D183×H3-7.2mm/約619g。いずれも10月17日より販売を開始する。店頭予想価格は8型モデルが29,500円前後、10型モデルが34,500円前後。

YOGA Tablet 2 Pro(Android搭載モデル)

Androidを搭載した13.3型ハイエンドモデル「YOGA Tablet 2 Pro」は、前述したように本体内部にプロジェクタを搭載。2mの距離で50型の画面を投影できる。また、前面にJBLのステレオスピーカー(1.5W + 1.5W)、背面に5Wのサブウーファーを搭載する。 主な仕様は、CPUがIntel Atom Z3745(1.33GHz)、メモリが2GB、ストレージが32GB、ディスプレイが13.3型WQHD(2,560×1,440)IPS液晶、OSがAndroid 4.4。バッテリ駆動時間は最大15時間。

本体サイズと重量は、W333×D223×H3.6-12.6mm/約950g。11月中旬より販売を開始し、店頭予想価格は59,500円前後。

YOGA Tablet 2 with Windows(Windows搭載モデル)

Windows搭載モデルでもディスプレイサイズ以外の仕様はほぼ共通で、CPUがIntel Atom Z3745(1.33GHz)、メモリが2GB、ストレージが32GB、ディスプレイが8型/10型WUXGA(1,920×1,200)IPS液晶、OSがWindows 8.1 with Bing。バッテリ駆動時間は最大15時間。

本体サイズと重量は、8型モデルがW210×D149×H2.7-7mm/約426g、10型モデルがW255×D183×H3-7.2mm/約629g。10型モデルにはキーボードカバーが付属する。8型は11月下旬、10型は10月下旬より販売を開始する。店頭予想価格は8型モデルが34,500円前後、10型モデルが54,500円前後。

また、Android搭載の8型/10型モデル、Windows搭載の10型モデルに関しては、SIMロックフリーのLTE対応モデルも開発中だが、詳細なスペックや価格については未定で、12月中旬以降の販売開始を予定する。