シャープは1日、同社が開発した新機能「emopa(エモパー)」に関する説明会を都内で開催した。生活シーンに合わせて、利用者の気持ちに寄り添ったメッセージを音声や画面表示で知らせるのが特徴。NTTドコモより11月中旬に発売されるAndroidスマートフォン「AQUOS ZETA SH-01G」に搭載される。また今後シャープ製のスマートフォンに標準搭載される予定となっている。

シャープが開発した新機能「エモパー」

「エモパー」とは?

説明会の冒頭、シャープ 常務執行役員の長谷川祥典氏が登壇して「エモパー」の概要を説明。シャープでは、これまで「長時間のバッテリー駆動に対応したIGZOディスプレイ」や、「フレームレス構造による革新的なデザイン」をスマートフォンの売りにしてきた。しかし長谷川氏は「それだけでは、お客様の期待に応えられない。もっと新しい価値を生み出していかなくてはならないと感じている」と話す。そうした思いから開発されたのが、「エモパー」だという。

長谷川祥典氏

「“愛着”が感じられる存在に」というコンセプトで開発された