レノボ、手のひらサイズの法人向け小型デスクトップPCに新モデル

レノボ・ジャパンは25日、手のひらサイズの法人向け小型デスクトップPCの新モデルとして、「ThinkCentre M53 Tiny」「ThinkCentre M83 Tiny」を発表した。また、これに合わせてディスプレイ搭載の専用ドッキングステーション「ThinkCentre Tiny-In-One 23」も発表した。いずれも本日より販売を開始する。

「ThinkCentre M53 Tiny」「ThinkCentre M83 Tiny」は、いずれも筐体サイズ1リットルの手のひらサイズPC「Tiny」シリーズのコンセプトを受け継ぐ最新モデル。「ThinkCentre M53 Tiny」はプロセッサにBaytrail-D(開発コード名)世代のIntel Celeron J1800を搭載したエントリー製品、一方の「ThinkCentre M83 Tiny」は第4世代Intel Coreプロセッサを搭載したパフォーマンス製品となる。

USBキーボードからの電源起動や、タブレットやスマートフォンへの充電をサポートするPowered USBポートを採用する。豊富なオプション製品を、場所や用途に合わせ利用することができる。

「ThinkCentre M53 Tiny」における最小構成時の主な仕様は、CPUがIntel Celeron J1800(2.41GHz)、メモリはPC3-12800 DDR3L 2GB、ストレージが320GB HDD、グラフィックスがIntel HD Graphics、光学ドライブはオプション、OSがWindows 8.1 with Bing 64bit。本構成での直販価格は税別31,000円から。

「ThinkCentre M83 Tiny」における最小構成時の主な仕様は、CPUがIntel Core™ i3-4150T(3.0GHz)、チップセットはIntel Q85 Express、メモリはPC3-12800 DDR3 4GB、ストレージが500GB HDD、グラフィックスがIntel HD Graphics 4400、光学ドライブはオプション、OSがWindows 8.1 Pro Update 64bit。本構成での直販価格は税別101,000円から。

ThinkCentre Tiny-In-One 23

ThinkCentre Tiny-In-One 23は、23型ディスプレイを搭載した「ThinkCentre Tiny」シリーズ専用のドッキングステーション。本体背面の溝に「ThinkCentre Tiny」をはめ込む形で、ケーブルレスでディスプレイ側と接続できる。通常の液晶一体型PCと比較してメンテナンスが容易なほか、PC本体とディスプレイのライフサイクルに合わせてリプレースできる。

「ThinkCentre Tiny」シリーズのインターフェスはもちろんだが、ThinkCentre Tiny-In-One 23の本体前面に配置されたUSB 3.0ポートや、側面のUSB 2.0ポートも合わせて使用することができる。価格は税別30,000円。