ソニーモバイルコミュニケーションズは24日、Android Wear搭載のウェアラブルデバイス「SmartWatch 3」と「SmartBand Talk」を発売すると発表した。Xperia Store、ソニーストア、家電量販店では11月下旬より順次発売。KDDI、沖縄セルラー電話でも取扱う。価格はオープンだが、市場推定価格はSmartWatch 3が2万5,000円前後、SmartBand Talkが18,000円前後。

SmartWatch 3

SmartBand Talk

両製品は、対応スマートフォンやタブレット、専用アプリを組み合わせてライフログを活用できるウェアラブルデバイス。歩行や運動、睡眠等の動的活動、写真や音楽、通話やSNSなど一日の活動全般をLifelogアプリ上に可視化することができる。

SmartWatch 3

SmartWatch 3はAndroid Wearを搭載した時計型デバイス。GPSと4GBのローカールメモリ等を内蔵し、スマートフォンと離れた場所にいても、音楽再生やジョギング等の活動時間・場所の計測などを行える。また、ボイスコントロールに対応したことで、天気の確認、近場のグルメ情報の収集などを音声で行うことができる。電子メールやFacebook等の受信メッセージにも、スマートフォンを鞄から取り出すことなく、音声で相手のスマートフォンに返信できる。

主な仕様は以下のとおり。ディスプレイは約1.6インチで解像度は320x320ピクセル、半透過型LCDディスプレイ。使用可能時間はスタンバイ時約2日。コア部分のサイズは縦約51mmx横約36mmx厚さ約10mm、重さはコア部分が約38g、ブラックのリストバンドが約38g、ライムのリストバンドが約35.7g。防水・防塵はIP68。動作環境はAndroid 4.3以上、Bluetooth 4.0対応で、対応端末一覧は後日商品サイトで案内する。 同製品にはmicroUSBケーブル、取扱説明書、保証書が付属する。

SmartBand Talk

SmartBand Talkは、曲面型電子ペーパーをディスプレイに採用したウェアラブルデバイス。Lifelogアプリの行動履歴やコミュニケーション情報等を確認できるほか、内蔵されたマイクとスピーカーを利用することで、Bluetoothでペアリングしたスマートフォンにかかってきた電話の受信と通話が行える。また、天気の確認、アラーム設定、音声メモなど10種類の機能を活用することができる。

主な仕様は以下のとおり。ディスプレイは約1.4インチで解像度は296×128ピクセル。使用可能時間はスタンバイ時約3日。コア部分のサイズは縦約47.5mmx横約22.3mmx厚さ約9.5mm、リストバンドはLとSの2サイズあり、Lは26g、Sサイズは24g。防止防塵は防水・防塵がIPX68。通信面ではNFCほかBluetooth 3.0対応。動作環境はAndroid 4.4以上、Bluetooth 3.0対応で、対応端末一覧は後日商品サイトで案内する。同製品には、microUSBケーブル、取扱説明書、保証書ほか、リストバンドS、Lが各1つずつ、リストバンド固定ピンがS、L各2つずつ付属する。

(記事提供: AndroWire編集部)

2016年2月29日 追記
初出時、記載しておりました気圧計センサーを活用した機能について、ソニーモバイルは2016年2月29日、技術的な課題により非対応とする旨を明らかにしました。