最初に結論:
  • 充電関連製品で高いシェアを持つAnkerが、史上最高水準の安全性を備えたモバイルバッテリーを発売
記事の重要ポイント:
  • 1:バッテリーセルに釘を刺したり大きな力が加わっても発火しない
  • 2:長期間使ってバッテリーセルが劣化した際も安全に使い続けられる
  • 3:モバイルバッテリーなどの持ち運びに向く難燃性生地を用いたガジェットポーチも投入

家庭や公共交通機関などでモバイルバッテリーの発火事故が相次ぎ、社会問題化していることを受け、アンカー・ジャパンが史上最高水準の安全性に仕上げたというモバイルバッテリーを発表した。あわせて、難燃性の高い素材を採用し、収納したモバイルバッテリーが発火しても燃え広がりにくいガジェットポーチも発表。モバイルバッテリーをはじめ充電関連製品で高いシェアを持つメーカーみずから安全性の高い製品を投入し、「モバイルバッテリーはしっかりした製品を選べば不安なく使える」ということを訴求する。

  • アンカー・ジャパンが、史上最高水準の安全性に仕上げたというモバイルバッテリー「Anker Nano Power Bank(MagGo, Plus)」を発表。今後、ラインナップを拡充していくという

    アンカー・ジャパンが、史上最高水準の安全性に仕上げたというモバイルバッテリー「Anker Nano Power Bank(MagGo, Plus)」を発表。今後、ラインナップを拡充していくという

今回のモバイルバッテリーでポイントとなるのが、安全性を追求した独自開発のバッテリーセル「Neo Lithium-ion Battery」。バッテリーセルの生産時、内部に含まれる微細な不純物を徹底的に排除するなどし、バッテリーセルに釘を刺したり大きな力が加わっても発火しない安全性の高さに仕上げた。長期間使ってバッテリーセルが劣化しても膨張や発火が起こりづらく、寿命まで安全に使えるという。

  • 独自開発のバッテリーセル「Neo Lithium-ion Battery」は、発火しづらい安全性の高さに加え、長期間使ってバッテリーセルが劣化しても膨張や発火が起こりづらいメリットも備えている

    独自開発のバッテリーセル「Neo Lithium-ion Battery」は、発火しづらい安全性の高さに加え、長期間使ってバッテリーセルが劣化しても膨張や発火が起こりづらいメリットも備えている

  • リチウムイオンバッテリーの発熱や発火の原因になる穴あきや強い力、熱が加わっても安全性を維持するという

    リチウムイオンバッテリーの発熱や発火の原因になる穴あきや強い力、熱が加わっても安全性を維持するという

  • ガスバーナーの炎を当てる試験を実施したモバイルバッテリー。従来タイプは発火して真っ黒焦げになったが(左)、Neo Lithium-ion Battery搭載モデル(右)は炎が当たった部分が溶けた程度に収まった

    ガスバーナーの炎を当てる試験を実施したモバイルバッテリー。従来タイプは発火して真っ黒焦げになったが(左)、Neo Lithium-ion Battery搭載モデル(右)は炎が当たった部分が溶けた程度に収まった

  • 重量のある金属の棒を押し当てる試験を実施したバッテリーセル。従来タイプは当然ながら真っ黒焦げになったが(左)、Neo Lithium-ion Battery(右)は力が加わった部分がへこんだだけだった

    重量のある金属の棒を押し当てる試験を実施したバッテリーセル。従来タイプは当然ながら真っ黒焦げになったが(左)、Neo Lithium-ion Battery(右)は力が加わった部分がへこんだだけだった

  • 穴を開ける試験を実施したバッテリーセル。Neo Lithium-ion Battery(右)は穴が貫通したにもかかわらず、発火も発熱もしていない

    穴を開ける試験を実施したバッテリーセル。Neo Lithium-ion Battery(右)は穴が貫通したにもかかわらず、発火も発熱もしていない

このバッテリーセルを搭載したモバイルバッテリーの第一弾として、ワイヤレス充電対応の小型モデル「Anker Nano Power Bank(MagGo, Plus)」を発表した。難燃性素材の採用やバッテリー管理システムの改良を進め、Anker史上最高水準の安全性に仕上げたという。

  • 2色のカラバリを用意するAnker Nano Power Bank(MagGo, Plus)。10,000mAh容量の割に重さを感じるが、大きさは一般的なモバイルバッテリーと同等

    2色のカラバリを用意するAnker Nano Power Bank(MagGo, Plus)。10,000mAh容量の割に重さを感じるが、大きさは一般的なモバイルバッテリーと同等

  • USBケーブルでスマホと接続すると、バッテリーの詳細な状態がスマホで確認できる

    USBケーブルでスマホと接続すると、バッテリーの詳細な状態がスマホで確認できる

バッテリー容量は10,000mAhで、iPhone 17シリーズを約2回分充電できる。ワイヤレス充電はQi2対応で、最大15Wのマグネット式ワイヤレス充電が可能。本体サイズは約104×71×15mm、重さは約215g。

価格は11,990円で、5月27日から限定台数を予約で販売開始する。一般販売は2026年夏の予定。

難燃性生地を用いたガジェットポーチも発売

あわせて、モバイルバッテリーなどの持ち運びに向く、難燃性生地を用いたガジェットポーチ「Anker Style Pouch」も発売した。ポーチの内側に、グラスファイバーとシリコンラバーコーティングを施した生地(国際的な難燃性規格に適合)を用い、万が一収納物が発火した場合でも外まで燃えにくい設計とした。

  • 難燃性生地を用いたガジェットポーチ「Anker Style Pouch」。デザインは高級感がある

    難燃性生地を用いたガジェットポーチ「Anker Style Pouch」。デザインは高級感がある

  • モバイルバッテリーなどを収納してファスナーを閉じれば、万が一発火しても燃え広がりにくい

    モバイルバッテリーなどを収納してファスナーを閉じれば、万が一発火しても燃え広がりにくい

サイズは18×10×6cmで、内部はモバイルバッテリーやUSB充電器、ワイヤレスイヤホンなどのAnker製品をすっきり収納できるメッシュ素材のポケットを用意する。外観は高級感のあるデザインとし、ビジネスシーンでも使えるようにした。価格は4,990円。